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6/9 CAFE!!ROCK!!LIVE!! VOL.39 山口洋 on the road, again vol.7 "DON'T LOOK BACK" @富山県・高岡市Cafe POULOWNIA [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

【プロローグよりつづき】

憧れのCafe POULOWNIAは在った。
大好きなバンドマンの皆さんがおっしゃていたように
田んぼの真ん中に在った。

ミシシッピーのデルタ地帯にあるようなブルース小屋を勝手にイメージしていたけど、違った。まっカフェだもんね。こざっぱりとしたステキなお店だった。憧れていた場所にようやくこれて、やや興奮気味&人見知り気質で勝手がわからずドキドキしながらドリンク代とチケット代をお支払い。そして客席後方の窓際席をキープした。ガラス越しに見えるお庭のウツクシイこと。バラ園かすら?ぐらいバラがきれいだった~。私のiPhoneカメラではイマイチだけど…。

山口洋さんのROCK 'N' ROLL DIARY「継続する志、富山県高岡市にて」に、美しく撮られたフォトがあるヾ(^^*。

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ステージ壁面にはCafe POULOWNIAで行われたであろうライブの映像が投写されていた。私の大好きな方たち(花田さんとリクオさんとケイスケ兄やん)のライブ模様もあり、ニッコニコしてしまった。よけいに、ようやくここに来れたのだなぁ~と^^実感。フードも楽しみにしていたのだけど、お腹がすいておらず断念した。グリルチキンのプレートだったなぁ。美味しそうだったけど。

洋さんはどこから現れるのかな(・・?後ろのドアから客席を縫って登場する気もしないし、お店の南側かな?一面ガラス戸になっているので、もしかしたらステージ前方の外にある木戸から登場されるのかすら?と思っていたら、突然アゲアゲな感じの出囃子が始まった。おぉ~ライブが始まるじょ~と、ちょっぴし緊張していたら、なっなんと上の写真のお庭の小道からテクテク歩いてお店南側、ようはガラス隔てて座っている私たちの前を通過してステージに登場されました。

だがしかし、この出囃子の音楽。オーディエンスのわれわれ的には、これから興奮のるつぼに突入だー!うぉー!とテンション上がる合図なのだけど、繊細な洋さんの心を萎えさせたようです(笑)。ごっごめんなさい。でもやっぱここは(笑)でお願いします。彼的にはここは何も音楽は要らず、フラットな状態で、オーディエンスをスッとご自身の音楽の世界へ導きたかったのかな~。


そんな経緯(いきさつ)で始まった1曲目が「Still Burning」。夕暮れ時、Cafe POULOWNIAの美しい庭の空の上、次第に茜色に染まり移り行く雲のかたち、色彩。幻想的な美しいギターの音色、そしてクールと魂の叫びの相反する歌声。見事だった。自然というのか、この人は森羅万象を自分の音楽の味方につけてしまった。茜色の空、ねぐらに帰るために飛び去っていく鳥の姿。すべてが美しかった。
そして2曲目はまだ私の知らない曲だったけど、MCから新曲というわけでもなく、どうも佐野元春さんのカヴァー曲だったようだ。「Still Burning」の豊かに変化を見せる音楽から、ややおだやかに…茜色の高岡の空から次第に藍色の夜の帳が支配してく様にしっくりとフィーリングが合う感じだった。うーむ凄すぎるぞヒロシ…(呼び捨て)。
私は後ろの方にいたので、客席が見渡せたけど、誰一人として高岡の空を見る人はおらず、洋さんの方を向いてそれぞれの宇宙を想い描いて音楽を楽しんでおられるようだった。私は、みんな!空!空を見て!!!と思いながらも、ライブの邪魔をするわけにも行かず、独りコッソリと洋さんの音楽と高岡の夕暮れのコラボレーションを、ほへぇ~と鼻の下を伸ばして楽しんだのだった。洋さんはダイアリーでよく「宇宙に行った」と書かれていたけど、なるほど~と思ったね。そりゃ連れて行かれるわ。

後のMCで高岡の小麦畑について興奮気味に語られていた。ROCK 'N' ROLL DIARY
「継続する志、富山県高岡市にて」にも彼が撮った小麦の宇宙の写真があるけどw。私は高岡の田園風景の中をクルマを走らせて、水田の苗の青々しさと収穫前の小麦の黄金色のコントラストの美しさに心を奪われた。しかし彼は、その小麦の中に入っていってしまうのだ。すなわち彼は生々しいまで逞しく豊かな生命力の中に身を投じる。その宇宙の中に身を投じる。私は外からぼんやり眺めているだけ。うーむやっぱシンガーソングライターと呼ばれる生み出す人と、楽しむだけの凡人の感性の違いをまざまざと感じたわ。そら森羅万象を自分の音楽の味方につけてしまうでしょうね。

導入の2曲で掴みはOK。すでにこのライブは彼の術中にあると思いきや、いやいやそうではなかったのだ。もしかしたら最初の1曲目の「Still Burning」からだったかな?彼の受難は始まっていた。PAが不調だったらしく、途中で演奏をやめて主催者の方と顔を見合わせたまま、洋さんは固まってしまった。
その後も気を取り直して、ライブをつづけられたが、素人の私でもわかるぐらい時々、ブツ!と音が飛んだり歪んだりした。その度に、明らかに洋さんはナーバスになっていった。それでも彼は諦めなかった。現状の大ピンチに果敢に立ち向かった。繊細さと逞しさをまざまざと見せつけられた。音楽の持つ力を私たちに伝えようと、懸命にその場その場で考え、実践されていた。結局、最後はアコースティックギターの時は、音響を使わず、生声、生演奏になった。逆にそれが功を奏して、洋さんと私たちオーディエンスの距離をグッと縮めた。いつもだったら恥ずかしくてかけ声なんか出せない私も、なんだか知らんけど間の手を打って声援を送っていた(笑)。マイクを通さない生声の洋さんの歌声、素晴らしかった。喉に無理させていないかとちょっと心配になってしまったけど。。。彼はノドグロだから大丈夫だろうけどw。MCより。

休憩をはさみ、PAさんが懸命に電源のチェックをされていた。本当に一生懸命チェックをされていた。ステージ行ったり、PA卓に戻ったりと何度も繰り返しチェックをされていた。しかし第2部が始まって、しばらくは大丈夫だったけど、再び音響が飛ぶようになった。結局、アコースティックギターの時は生演奏生歌で、エレキギター、ダイアリーで最近お馴染みのファイヤーバードちゃんの時は電気を通したライブになった。ギターのことはあまりよくわからないけど、ちょっとじゃじゃ馬っぽいファイヤーバードちゃんを操るヒロシ、カッコよかった!
今回の"DON'T LOOK BACK" ツアーは、音源になっていない出来立てホヤホヤの新曲がメインのライブとのことだったが、このCafe POULOWNIAでは、ハプニングそのものがメインのライブになってしまったので、申し訳ないが初めてツアーに参加した私は新曲をしっかり楽しむことはできなかった。それでも滅多に経験できることのな貴重なライブだった。それは間違いない。山口洋という男の、ミュージシャンの生き様というのか、物事への取り組む姿勢というものを目の当たりしたライブだった。前日の金沢も参加されたお客さんがおられたなら、本当の意味での山口洋の"DON'T LOOK BACK" ツアーを深い深い根底の部分から味わい、楽しめたに違いないだろうなぁ。。。裏山鹿。。。

初めて訪れることができた憧れの音楽の場所。
しかもこの場所に一番ゆかりの深い山口洋さんのライブ。
しかも滅多にないハプニングつき。
洋さんにとっても忘れる事のできない心に焼き付いた夜になったようだけど、
私にとっても初めて訪れた場所での体験。
心に焼き付かないわけがない。
Cafe POULOWNIAを思い出す度に、この日のことを思い出すだろうね^^。

貴重な体験でした。

ありがとう。

そしてライブ終了後、私は興奮気味にそそくさと
愛すべき音楽の場所を後にしたのだった。

つづく(予定)


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