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6/9 CAFE!!ROCK!!LIVE!! VOL.39 山口洋 on the road, again vol.7 "DON'T LOOK BACK" @富山県・高岡市Cafe POULOWNIA [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

【プロローグよりつづき】

憧れのCafe POULOWNIAは在った。
大好きなバンドマンの皆さんがおっしゃていたように
田んぼの真ん中に在った。

ミシシッピーのデルタ地帯にあるようなブルース小屋を勝手にイメージしていたけど、違った。まっカフェだもんね。こざっぱりとしたステキなお店だった。憧れていた場所にようやくこれて、やや興奮気味&人見知り気質で勝手がわからずドキドキしながらドリンク代とチケット代をお支払い。そして客席後方の窓際席をキープした。ガラス越しに見えるお庭のウツクシイこと。バラ園かすら?ぐらいバラがきれいだった~。私のiPhoneカメラではイマイチだけど…。

山口洋さんのROCK 'N' ROLL DIARY「継続する志、富山県高岡市にて」に、美しく撮られたフォトがあるヾ(^^*。

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ステージ壁面にはCafe POULOWNIAで行われたであろうライブの映像が投写されていた。私の大好きな方たち(花田さんとリクオさんとケイスケ兄やん)のライブ模様もあり、ニッコニコしてしまった。よけいに、ようやくここに来れたのだなぁ~と^^実感。フードも楽しみにしていたのだけど、お腹がすいておらず断念した。グリルチキンのプレートだったなぁ。美味しそうだったけど。

洋さんはどこから現れるのかな(・・?後ろのドアから客席を縫って登場する気もしないし、お店の南側かな?一面ガラス戸になっているので、もしかしたらステージ前方の外にある木戸から登場されるのかすら?と思っていたら、突然アゲアゲな感じの出囃子が始まった。おぉ~ライブが始まるじょ~と、ちょっぴし緊張していたら、なっなんと上の写真のお庭の小道からテクテク歩いてお店南側、ようはガラス隔てて座っている私たちの前を通過してステージに登場されました。

だがしかし、この出囃子の音楽。オーディエンスのわれわれ的には、これから興奮のるつぼに突入だー!うぉー!とテンション上がる合図なのだけど、繊細な洋さんの心を萎えさせたようです(笑)。ごっごめんなさい。でもやっぱここは(笑)でお願いします。彼的にはここは何も音楽は要らず、フラットな状態で、オーディエンスをスッとご自身の音楽の世界へ導きたかったのかな~。


そんな経緯(いきさつ)で始まった1曲目が「Still Burning」。夕暮れ時、Cafe POULOWNIAの美しい庭の空の上、次第に茜色に染まり移り行く雲のかたち、色彩。幻想的な美しいギターの音色、そしてクールと魂の叫びの相反する歌声。見事だった。自然というのか、この人は森羅万象を自分の音楽の味方につけてしまった。茜色の空、ねぐらに帰るために飛び去っていく鳥の姿。すべてが美しかった。
そして2曲目はまだ私の知らない曲だったけど、MCから新曲というわけでもなく、どうも佐野元春さんのカヴァー曲だったようだ。「Still Burning」の豊かに変化を見せる音楽から、ややおだやかに…茜色の高岡の空から次第に藍色の夜の帳が支配してく様にしっくりとフィーリングが合う感じだった。うーむ凄すぎるぞヒロシ…(呼び捨て)。
私は後ろの方にいたので、客席が見渡せたけど、誰一人として高岡の空を見る人はおらず、洋さんの方を向いてそれぞれの宇宙を想い描いて音楽を楽しんでおられるようだった。私は、みんな!空!空を見て!!!と思いながらも、ライブの邪魔をするわけにも行かず、独りコッソリと洋さんの音楽と高岡の夕暮れのコラボレーションを、ほへぇ~と鼻の下を伸ばして楽しんだのだった。洋さんはダイアリーでよく「宇宙に行った」と書かれていたけど、なるほど~と思ったね。そりゃ連れて行かれるわ。

後のMCで高岡の小麦畑について興奮気味に語られていた。ROCK 'N' ROLL DIARY
「継続する志、富山県高岡市にて」にも彼が撮った小麦の宇宙の写真があるけどw。私は高岡の田園風景の中をクルマを走らせて、水田の苗の青々しさと収穫前の小麦の黄金色のコントラストの美しさに心を奪われた。しかし彼は、その小麦の中に入っていってしまうのだ。すなわち彼は生々しいまで逞しく豊かな生命力の中に身を投じる。その宇宙の中に身を投じる。私は外からぼんやり眺めているだけ。うーむやっぱシンガーソングライターと呼ばれる生み出す人と、楽しむだけの凡人の感性の違いをまざまざと感じたわ。そら森羅万象を自分の音楽の味方につけてしまうでしょうね。

導入の2曲で掴みはOK。すでにこのライブは彼の術中にあると思いきや、いやいやそうではなかったのだ。もしかしたら最初の1曲目の「Still Burning」からだったかな?彼の受難は始まっていた。PAが不調だったらしく、途中で演奏をやめて主催者の方と顔を見合わせたまま、洋さんは固まってしまった。
その後も気を取り直して、ライブをつづけられたが、素人の私でもわかるぐらい時々、ブツ!と音が飛んだり歪んだりした。その度に、明らかに洋さんはナーバスになっていった。それでも彼は諦めなかった。現状の大ピンチに果敢に立ち向かった。繊細さと逞しさをまざまざと見せつけられた。音楽の持つ力を私たちに伝えようと、懸命にその場その場で考え、実践されていた。結局、最後はアコースティックギターの時は、音響を使わず、生声、生演奏になった。逆にそれが功を奏して、洋さんと私たちオーディエンスの距離をグッと縮めた。いつもだったら恥ずかしくてかけ声なんか出せない私も、なんだか知らんけど間の手を打って声援を送っていた(笑)。マイクを通さない生声の洋さんの歌声、素晴らしかった。喉に無理させていないかとちょっと心配になってしまったけど。。。彼はノドグロだから大丈夫だろうけどw。MCより。

休憩をはさみ、PAさんが懸命に電源のチェックをされていた。本当に一生懸命チェックをされていた。ステージ行ったり、PA卓に戻ったりと何度も繰り返しチェックをされていた。しかし第2部が始まって、しばらくは大丈夫だったけど、再び音響が飛ぶようになった。結局、アコースティックギターの時は生演奏生歌で、エレキギター、ダイアリーで最近お馴染みのファイヤーバードちゃんの時は電気を通したライブになった。ギターのことはあまりよくわからないけど、ちょっとじゃじゃ馬っぽいファイヤーバードちゃんを操るヒロシ、カッコよかった!
今回の"DON'T LOOK BACK" ツアーは、音源になっていない出来立てホヤホヤの新曲がメインのライブとのことだったが、このCafe POULOWNIAでは、ハプニングそのものがメインのライブになってしまったので、申し訳ないが初めてツアーに参加した私は新曲をしっかり楽しむことはできなかった。それでも滅多に経験できることのな貴重なライブだった。それは間違いない。山口洋という男の、ミュージシャンの生き様というのか、物事への取り組む姿勢というものを目の当たりしたライブだった。前日の金沢も参加されたお客さんがおられたなら、本当の意味での山口洋の"DON'T LOOK BACK" ツアーを深い深い根底の部分から味わい、楽しめたに違いないだろうなぁ。。。裏山鹿。。。

初めて訪れることができた憧れの音楽の場所。
しかもこの場所に一番ゆかりの深い山口洋さんのライブ。
しかも滅多にないハプニングつき。
洋さんにとっても忘れる事のできない心に焼き付いた夜になったようだけど、
私にとっても初めて訪れた場所での体験。
心に焼き付かないわけがない。
Cafe POULOWNIAを思い出す度に、この日のことを思い出すだろうね^^。

貴重な体験でした。

ありがとう。

そしてライブ終了後、私は興奮気味にそそくさと
愛すべき音楽の場所を後にしたのだった。

つづく(予定)


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6/9 CAFE!!ROCK!!LIVE!! VOL.39 山口洋 on the road, again vol.7 "DON'T LOOK BACK" @富山県・高岡市Cafe POULOWNIA【プロローグとして】 [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

山口洋さんのROCK 'N' ROLL DIARY

「継続する志、富山県高岡市にて」

を拝見すると、よそ者のワタシは単に物見遊山で高岡のCafe POULOWNIAに行っただけだったんだな…と思ったよ。

Cafe POULOWNIAは憧れというのか、前々から一度行ってみたい場所だったのだ。その存在を知ったのは、それもまた山口洋さんだった。たしか細海魚さんとの『SPEECHLESS』ツアーだったんじゃないかな。このツアー地元の名古屋も行けなくて、でもすっごく行きたくて、、、富山だったら行けそうな距離と日程だったけど、雪道の東海北陸道を行く勇気がなくて断念したんだ。その後、洋さんだけでなく、自分の大好きなバンドマンの皆さんが、ここへ訪れてライブをされていた。独特の「ブラボー!」という賞賛の声も体感してみたかった。田んぼの真ん中に音楽の場所があるってステキじゃないか~私もその中に混じって音楽を楽しみたいって憧れていた。

今回のツアー『DON'T LOOK BACK』も地元名古屋の時は、まだ体調に不安があって仕事も忙しい時期で、平日はライブを控えていたので断念したのだった。
山口洋さんをコアに追っかけているわけではないけど、2009年に福岡のイベント風音で初めて見かけて、そのギターと歌声に心を持ってかれて以来、事ある毎に気になりつづけているミュージシャン。2年前の3.11以降の彼の行動にも考えさせられている。時々苦しくなるけど、、、気になりつづけている。考えて気にしているばっかで残念な人だけど私は。。。で、今回は思い切ってこれまた憧れの長野ネオンホールへ行くのだから、ここまで来たのなら、よっしゃ翌日は富山まで行ってしまおうと決断したのだった。ちょうど体調も良くなってきたし、家の心配も今は小康状態になっているので、もうそろそろ長距離の音楽旅に出かけたくてウズウズしていたのだ。

予約の電話をドキドキと恐る恐るかけたのだが、Cafe POULOWNIAの窓口のお兄さんの対応にもグッと来た。「憧れの場所なので楽しみにしています」と言ったら、「僕らにとっても憧れの場所です」とおっしゃってた^^。そこに存在する人にとっても憧れの場所って、なんか特別な大切な場所のような気がしてグッと来たのだ。そしてHEATWAVEの『land of music』を教えて下った。もちろん入手して、もともと持っていた『SPEECHLESS』とともに聴き込んだ。
さらにCafe POULOWNIAでは、まだ音源になっていない最新の彼のナマの音楽に出会えるのだとワクワクと気持ちを高まらせていた。つーか既存の音源も追いきれていなく、私にとってはほとんどが未知なる音楽になるんだけどね(^^;A。

この日のことを綴った山口洋さんのROCK 'N' ROLL DIARYを拝見していると、ほんと自分が物見遊山でやって来た軟派な野郎にしか思えないのだが、、、それでも高岡市という街の様子を、浮かれた目でもよそ者は垣間見て来たと思っている。個人的趣味で高岡大仏を見に行ったのだが、大仏さんがいらっしゃる場所から田園風景に位置するCafe POULOWNIAへ行くには街の中心部を通っていかなくてはならず、どこの地方都市でも抱えている街の問題がここにもありそうだな…と感じた。そして私の地元で行われたDON'T LOOK BACK@得三後の、彼のダイアリーの名古屋に対する所感を頭の中で交錯させていた。

途中、ガソリンスタンドを探して迷子になりながらCafe POULOWNIAに向かった。高岡の田園風景はやさしい気持ちにさせてくれた。水田の苗の青々しさと、時々現れる収穫を待つ黄金色の小麦がきれいだった。二十四節気の小満を過ぎた今頃は小麦の収穫時期だ。昔の人は小麦の収穫時期に、ああこれで少し安心して喰っていけると小さく満足されたのだった。自然とともに生きて、足るを知っていらっしゃった。なのに私は、、、もっとちょ~~~!!!の現代人。

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途中で出会ったピースフルなメッセージを贈っている畑^^。

そして憧れのCafe POULOWNIAは在った。

大好きなバンドマンの皆さんがおっしゃていたように

田んぼの真ん中に在った。


つづく(予定)
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近況など(2013年も1/4過ぎようとしてる) [日記・雑感]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

元旦のご挨拶から久々の更新です。
ころたん王国放置プレイいちぢるしいなw。

今年も四分の一、終わろうとしているし、
3月までのライブ参加のまとめでもしようかな?
っと思ったのだが、感想を一つずつ綴る気力がないのだよ。
なのでリストだけでも。

○1/21 MAGICAL CHAIN CLUB BAND v.s. 伊東ミキオTrio Happy New Rollin' Tour2013@名古屋TOKUZO(得三) ○2/11 地球三兄弟(真心ブラザーズ+奥田民生)@Zepp Nagoya ●2/23 Oravoの音楽 Vol.30 MAGICAL CHAIN CLUB BAND Live in TOYAMA@富山県・富山フォルツァ総曲輪4F ライブホール ○3/2 南壽あさ子 LIVE TOUR 2013『Landscape 2 ONEMAN LIVE』@名古屋PARADISE CAFE 21 ○3/9 三宅伸治BAND MIYAKE SHINJI ~HAPPY BIRTHDAY to ME~@名古屋TOKUZO(得三) ○【明日!】3/31 HOBO CONNECTION 2013 ~Good Music Good Swinging~@名古屋TOKUZO(得三)


去年の四分の1期は13本。
今年は6本、半分以下。
私の体調と家事情のせいなんすが、行けているだけでも良しとせねばね。

それでも、どれもこれも思い出深いライブでしたが、しかし、今年初めの去年からずっと楽しみにしていたはずのHappy New Rollin' Tour2013@得三はダメだったな~。ライブ自体はすばらしかったのだけど、自分の体とメンタルがトホホだったのだ。去年の喉の不調から処方された抗生剤の副作用でお腹がえらいことに。。。元々腸は弱い方だったけど、過敏性腸症候群を引き起こし、それがほぼ一月いっぱいずっとつづいたのだ。。。トホホ。年末からだから1ヶ月か、こんなに長いこと下痢したことなかったから、たいへんだった。。。私は一生この下痢腹を抱えて生きて行かなくてはならないのかまで思い詰めたもん。今となっては笑い話だけど。Happy New Rollin' Tour2013@得三の時は、一旦お腹が緩解の兆しを見せた後、急激に悪化した直後だったので、メンタルも体調も最悪。なので音楽を楽しむ余裕なんてまったくなかったなー。
それでも伊東ミキオTrioの時は、集中できなくてもなんかいいなーって気持ちにはなっていた。ミッキーさんの歌唱の進化がまた一段とすばらしく、サンコンさんのドラムも凄いステキになってきていたのヒシヒシと感じたもん。もうただの暴れ出すドラムじゃないぞっ!みたいな。めっちゃカッコよかった。同い年だし、勝手にライバル視していたけど、なのに私は。。。なにこの下痢腹。去年から家庭にいろいろあってがんばり始めた仕事もロクに身が入っていないし。。ベースの尚人君も初めて見た時よりも、もっとチャーミングになって来ていたし。嗚呼、彼らに置いてけぼりにされたくないと思ったよ。
でもねーMAGICAL CHAIN CLUB BANDがまったくダメだったんだ。体も心も受け付けなかった。あんなに大好きだったのに。今一番、彼らのライブが一等大好きだったのに。対バンつーこともあって、気合いが入りまくっていらっしゃるのは、ぶっとい音圧を通してもヒシヒシと伝わったけど、その音圧に壊れた腹と弱っているメンタルを総攻撃された感じだったな。ホント残念だった。熱いいいステージをされていたのにな。
そいでもMCCBと伊東ミキオTrioとのオーラスのセッションの「光」は気持ちよかったなー。逆にグルーヴに乗れたのはそこだけだったのだけどさ。。。

でもなんだかんだと、2月に入ってようやく過敏性腸炎は治まった。3月末の今現在は、1月の悪夢の日々は夢だったのか(・・?。。。ぐらいの勢い。

で、喉の経過は、結局、キツい抗生剤を種類を変えて何度か飲んでみたけど、喉頭蓋の嚢胞は消えることがなかったので、かかりつけの耳鼻咽喉科から大学病院を紹介され、1月末に愛知医大に。今度は作用のゆるい抗生剤を半月ぐらいじっくりと処方されて経過観察をしたみたのだけど、小さくなったり大きくなったりと嚢胞自体は消えることもなく、結局手術して取った方がいいですねという話に今はなっている。良性のモノなので癌の心配は今のところないのだけど、これがまた何かの拍子で膨らんでくると、気道を塞ぎ窒息する恐れもある物らしいのでね。自分の経験上、無理して疲れていると腫れてくる気がする。今の花粉の時期も、喉の粘膜がやられているので、自分的にはヒリヒリ感を感じることが多くなっている。手術自体はもう予約を取っていて、でも秋。嚢胞はほかっておいても消えてなくなることもあるらしいので、それまで何ヶ月かおきに診察に行くので、その間になくなることを祈っている。でも根は残るだろうから、本当は取ってしまった方がいいんだろうなぁ。。。
手術はとても簡単で時間もかからない物らしいが、場所が喉なので、部分麻酔だと手術中、苦しくてツライらしく全身麻酔をするらしい。全身麻酔って!!?? 42年生きて、此の方、睡眠以外に意識を失うなんてこと経験ないから、強制的に薬物で意識を奪われることにめっちゃんこ恐怖を感じているんですけど。。。麻酔で眠ったはいいが、もう二度と目が覚めなかったら。。。ブルブル怖すぎる。それにどうも全身麻酔は尿道カテーテルをしなくてはならないとかなんとか噂を聞き、それにもビビっている。家族が入院した時に、それをしているのは何度か見たことあるけど、自分がそれをする羽目になりそうだとは。。。うう。する時はいいよ。意識がないからさ。でもさ。。家族が尿道カテーテルをした時は、救急車で運ばれたりとか危険で緊急の時だったからさ。今は何てったって半年後の余裕のある計画的な手術の話でっせ。初めましての経験に妄想ばかり広がるよ。所詮ビビりなんすよ。私。でも大学病院行くたびに、いろんな患者さんが居てさ。こんなことでビビっている自分が恥ずかしいなぁ。。なんて思ったりも。うちのオカンだって、硬膜下血腫で意識不明までいって、手術して、意識混濁、半身不随からリハビリがんばって元気になったのだもの。その娘だものがんばらねば。。。とは思ってはいるのだが。。。

でも喉頭蓋嚢胞も年末のひどかった時期に比べて、今は消滅しないにしろ落ち着いているので、そうなると音楽旅のムシが私の心からワラワラと涌いてくるのさ。這い出てくるのさ。MAGICAL CHAIN CLUB BAND Live in TOYAMA行っちゃったねぇ~。もちろん無理のないように往復電車でね。行きはワイドビュー飛騨、帰りは特急しらさぎ。乗り物好きにはたまらない行程だった。1月の得三のリベンジの気持ちもあり、東名阪ツアーの東海道以外でのMCCBも初だったので、見てみたくてね。いっちゃったねぇ~。真冬の富山^^。イヤー実にいいライブだったわぁ~。やっぱ地方それぞれの味と言うのか熱さと温かさがあって、いいライブだった。自分も喉以外は元気になっていたので、MCCBのライブで踊ったよー。でも喉に不安はあるので、思い切って一緒に歌えないのが残念だったかな。それでもワタシの中で心のダンスが戻って来たのを実感できたライブだった。

いやホント、ライブで一緒に歌えないのってストレスなのよね。
でもやっぱ最初に行ったけど、行けているだけ良しとせんとな。
自分の体調プラス、家のこともいろいろ心配事は多いですが、
無理せん程度に、今年も音楽を楽しめたらいいと思います。
時々は思い切って遠出したりしてね^^♪

つーことで、明日のリクオさん主催のHOBO CONNECTION 2013@得三もめっちゃんこ楽しみっす。ライブ参加減少著しいのに、今年も月一リクオさんキープしています。初めましてのバンバンに、お久しぶりのうりちゃん、そしてタカシとリクオのハーモニー楽しみっす。もち自分の想像を超える一夜限りのセッションに期待はワクワク。
実は去年も同時期開催で、ナゴヤドームの開幕戦帰宅渋滞に巻き込まれ、開演ギリギリになんとか間に合った感じだったので、明日は速く出かけたいと思います^^。いい整理番号なので、いい場所で楽しみたいので。

サラッと近況を書くつもりが、結局長くなってしまったわん。

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明けました2013年 [日記・雑感]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

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今年は、四人と1匹、家族揃って正月を迎えられなかったね。
家族年齢が高齢化に突入していたわが家は、
ここ数年、年末年始のこの時期は感謝と祈りを込めて綴っていた。

去年はいろいろありました。
ジョンさまが8月1日に亡くなり、
悲しみが癒える間もなく、
ジョンの半介護から開放され、ホッと一息ついたところに
オカンが硬膜下血腫で倒れた。
意識不明の昏睡状態にまで陥ったときは覚悟したな。
ペットロスに陥る暇なく、晩夏、秋冬を駆け抜けた。
11月上旬になんとか普通の生活できるようになって
おかんが家に帰って来た。
それでも今まで通りに行かないことばかりで、
気の抜けない毎日だった。
その生活にもお互いに慣れて一息ついたのは12月に入ってからか。
私も体調を崩した。
免疫力が低下する時は喉をやられるらしい。
私の弱い部分なのかなー。
8月にペットロスをエスケープしていたせいか、
年末はジョンのいない寂しさや、
いつか家族がいなくなる孤独を身近に感じてメンタルも下降気味。
30代の頃には逃げたくて仕方がない存在だったのにね家族が。
今もその気持ちには変わりないけど。

元旦の日に更新されたトータスモバイルのやや日々も拝見。
小五郎くん、とうとう逝ってしまったか…。
大事に看護されていたのは、
時々、やや日々を垣間見ているだけだったけど伝わって来たよ。
松本家にもらわれて小五郎くんは幸せだったろうな。
だんだんアッチの世界も賑やかになって行くね。
ソウジだけでなく、ジョンやころ太も居るからよろしくね。
私は魂は死んだら消滅すると思っている人間だけど、
でもやっぱ心にファンタジーは必要だと思う。
アッチへ逝ってしまった者たちの魂は、
生きている私たちが時々思い出して、
やさしい気持ちになることで生きつづけるのだろう。

ということで、いつまでもメソメソしていてはダメだ。
自分自身の心に自分が取り憑かれて災いする。
ジョンのことは楽しい気持ちで思い出してやらなくては^^。


写真は元旦の朝の食卓。
以前のようにこったことはできなくなったけど、
今年もオカンのおせち料理が食べれて幸せです。

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2012年 iTunes再生回数トップ50 [元気をくれる音楽たち]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

大晦日の夜、2012年ころたん's iTunes再生回数トップ50を振り返る。元旦にiTunes再生回数をクリアしているので純粋に今年再生した回数ということ。
※奇特な方はクリックされると拡大表示されますのでご覧下さい。

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2012年に行ったライブ [元気をくれる音楽たち]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

ころたん家にとっての怒濤の2012年が暮れようとしています。
下半期はわが家の一大事満載でした。ジョンさまの逝去、オカンが硬膜下出血で倒れる。。。今は退院して、前のようにはいかないなりに自分のことや家事をこなし、家での生活を送っています。いろいろあり過ぎて、ブログを綴れませんでした。ツイッターはわりと気楽につぶやいていたけど(笑)。今まで大事にしてきた家族のあり方が変化した年になりました。
ということで8月以降、久々の記事更新が年一恒例行事になってしまいました。

晦日の晩に、2012年に参加したライブたちを振り返ります。
※○印が地元 ●印が地方。

【演劇/パフォーマンス】
●3/25 ダイアログ・イン・ザ・ダーク@東京
○7/8 WAHAHA本舗全体講演「ミラクル」@愛知・中京大学文化市民会館オーロラホール

【音楽】
○1/20 石橋凌ソロライブ「表現者」~我 歌う 魂こがして~@名古屋ボトムライン
○1/22 斉藤和義 LIVE TOUR 2010-2011“45STONES”ツアー@愛知・中京大学文化市民会館オーロラホール
○1/28 ハナレグミ TOURオアシス@愛知県芸術劇場・大ホール
●2/11 リクオ&ピアノ@静岡県・浜松ハーミットドルフィン
○2/12 藤井一彦 THE HIKIGATARI JOURNEY 2012@名古屋りとるびれっじ
●2/18 ウルフルケイスケ 一人MAGICAL CHAIN CARAVAN!!×GRAMHOUSE Renewal Open Party!!@長野・伊那GRAMHOUSE
●2/19 ウルフルケイスケ 一人MAGICAL CHAIN CARAVAN!!~COUNTRY☆CAFE SOULFUL ROCK'N ROLL NIGHT!!@長野・駒ヶ根 COUNTRY☆CAFE
●2/24 MAGICAL CHAIN CLUB BAND「MAGICAL CHAIN SPECIAL!」@大阪・南堀江knave
○3/11 三宅伸治ソロ「Shinji Miyake 50th ANNIVERSARY“夢の歌”ツアー」 @名古屋ALLAN POOHSAN
○3/20 山口洋(HEATWAVE)「MY LIFE IS MY MESSAGE-solo2012」@豊橋HOUSE of CRAZY
●3/25 トータス松本ファンクラブの集い「歌声サークル」@東京LAFORET MUSEUM ROPPONGI
●3/30 リクオ HOBO CONNECTION 2012@京都・磔磔
○3/31 リクオ HOBO CONNECTION 2012@名古屋TOKUZO(得三)
○4/20 SION & The Cat Scratch Combo Live Tour 2012@名古屋アポロシアター
○4/28 ウルフルケイスケ「MAGICAL CHAIN ひとりCARAVAN」@名古屋cafe Dufi
○4/30 ウルフルケイスケ「MAGICAL CHAIN ひとりCARAVAN」@豊橋HOUSE of CRAZY
○5/6 三宅伸治BAND「Shinji Miyake 25th ANNIVERSARY ~Welcome to LOVE tour~」@名古屋アポロシアター
●6/2ツール・ド・ドーナッツ!2012「~ふらりとぶらりwith真城さん~」@京都SOLE CAFE
○6/7 おお たけしたち3rd.EPレコ発ライブ!@名古屋TOKUZO(得三)
●6/9 MAGICAL CHAIN CLUB BAND 大阪うたの日コンサート 2012@大阪・心斎橋 JANUS

○6/17 LAST WALTZ RECORD PRESENTS「Groovin' by myself」@名古屋 AサインバーKOZA
JOYFUL NOISE TRIO/外村伸二 ◆スペシャルゲスト◆KOTEZ & YANCY/リクオ
●6/19 リクオ・ホーボーツアー2012@岐阜県・関市・高橋商店
○6/23 三宅伸治ソロ「Shinji Miyake 25th ANNIVERSARY“夢の歌”ツアー 」@豊橋HOUSE of CRAZY
○6/30 BLACK SOX 番外編 最終夜・夢魅夢衆@名古屋 吹上 PALCAFE
○7/8 MAGICAL CHAIN CLUB BAND“MCCB Tour 横阪豊”@豊橋HOUSE of CRAZY
●7/18 別冊Magical Chain Caravan~2012 夏~ウルフルケイスケ&リクオ@三重県・松阪M'AXA
○7/23 伊東ミキオTrio@名古屋TOKUZO(得三)
○7/29 Kozzy&伊東ミキオ ロッキン・アコースティック・ライブ!@愛知・吉良ロデオ
○8/8 おおはた雄一 LIVE(芳垣安洋(Drums)、伊賀航(Bass))@名古屋TOKUZO(得三)
●8/11 リクオ・ホーボーツアー2012....真夏の夜のリクオ@石川県・金沢もっきりや
●8/12 SION-YAON 2012 with THE MOGAMI@東京・日比谷野外大音楽堂
○TOKUZO14周年×三宅伸治デビュー25周年企画!!三宅伸治presents[愛と平和のほぼ1週間]@名古屋TOKUZO(得三)
  9/10 三宅伸治BAND guest:梅津和時(sax)石塚英彦(Vo)
  9/11 三宅伸治BAND guest:木村充揮(Vo/G) Secret guest:中村耕一(Vo)
  9/12 guest:中村耕一(Vo/G)
  9/14 MOJO CLUB with 片山広明(sax)
  9/15 MOJO CLUB guest:友部正人(vo.g)
○9/29 フラワーカンパニーズ DRAGON DELUXE 2012@名古屋クラブダイアモンドホール
○10/8 FM AICHI AUTUMN SPECIAL 2012 AUTUMN Breeze supported by OASIS21 10th Anniversary(トータス松本ほか)@名古屋OASIS21
○10/10 おお たけしたち1stアルバムリリースツアーin 名古屋@TOKUZO(得三)
○10/13 「MAGICAL CHAIN CARAVAN vol.3」MAGICAL CHAIN CLUB BAND@名古屋TOKUZO(得三)
○10/31 スガシカオLIVE TOUR 2012 -Autumn-「Funk/POP/Ballad/Dance…スガシカオ“おいしいとこ全部盛り”ツアー」@愛知Zepp Nagoya
○11/2 ツール・ド・ドーナッツ!2012@名古屋Cafe Dufi
●11/17 トータス松本 ツアー 2012“NEW FACE”@東京・渋谷公会堂
○11/20 Big Jay McNeely with Bloodest Saxophone + 伊東ミキオ Japan Tour @名古屋CLUB QUATTRO
○11/21 中川敬×リクオ ~中川敬セカンド・ソロ・アルバム発売記念ツアー~@名古屋TOKUZO(得三)
○11/24 トータス松本 ツアー 2012“NEW FACE”@名古屋 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール)
●12/6 トータス松本 ツアー 2012“NEW FACE”@大阪・オリックス劇場
○12/13 Shinji Miyake 25th ANNIVERSARY「Welcome to LOVE X'mas Tour」三宅伸治BAND@名古屋 アポロシアター
●12/16 SIONアコースティックLive 2012~SION with Bun Matsuda~@静岡・浜松窓枠


【不参加ライブ】
●8/25 歌う!トータス松本烈風@兵庫県立播磨中央公園 野外ステージ
○9/2 ENDLESS SUMMER BREEZE 2012@名古屋 日本ガイシホール
○12/11 おおはた雄一「ストレンジ・フルーツ」全国ツアー!@名古屋@TOKUZO(得三)


音楽49本、演劇・パフォーマンス2本。不惑の四十を境にmy lifeを見直すため遠出の音楽旅は休止するはずだったのに、今年も県外もたくさんいってしまったなー。ぜんぜん守れていない。今年はチケットは手元にありながら不参加が発生したねぇ~。トータスさんの播磨と名古屋のイベントENDLESS SUMMERは仕方がない。やっぱ家族の健康あっての音楽ですもん。9月の伸ちゃんの愛と平和のほぼ1週間から10月のライブはなんとか、オカンの病状が安定したこともあり、ライブ終盤もしくはアンコールだけは見れたな。つーか、病院がよい皆勤賞だったくせに、よー行ったわ。気合いと根性だけはあるなーワタシ。でも、その体力を省みないクソ根性のせいで、年末に喉を腐らせてしまった(喉頭蓋に膿疱ができた)。退院後のオカンの状態も安定してきたことでホッとしたことと年末のお付き合い&ライブ参加の疲労が重なり、抵抗力が弱っていたところにやられたのだろう。今年は大変だったせいもあるけど、三十代の動きがいつまでもできるわけじゃないと自覚。いつまでも音楽を楽しみたいのなら、本当に生活を変えて行かなくてはならない。これからがAAPとLSDの本領発揮だな。おおはた君のレコ発ツアー不参加は、不覚のいたすところ。。。だな。まあでもしゃーない。自分的本家本元の殿であるトータスさんのツアーファイナルに酔いしれまくっていて浮かれまくっていたから、、日にちを間違えるとはなー。年末にiPhoneに変えたこともあり、Macbookのカレンダーと連動させて、来年からはライブ参加日程はキチンと管理だ!それからお財布も人生初の長財布になったこともあり、なんとチケットが折らずに入れられるのよん♪1ヶ月ごとに財布に入れていつでも確認できるように手元におこうかすら?と改善案をいろいろ思案チウ。

今年のトピックスは、なんと言ってもウルフルズの旦那がた4人全員に会えたことだな^^。まあしばらくはバラバラの活動で、ですがね。それでも嬉しいのですよワタシは。それぞれのご活躍を楽しみたいです。
それから今年も会いに行ったバンドマンNo.1は、リクオさんでしたー。12回。年平均すれば月一になるw。その次がケイスケさんかな。やっぱケイスケさんとの二人ツアーやバンドのおかげでもあるけど、リクオさんメインでもアッチコッチ出かけた。大好きなピアノマンです。去年から始まったケイスケさんとの活動もMCCBのアルバムまで結実したし、これからも楽しみ。それから来年りりーすされるだろうソロアルバムに伴うツアーも勝手に予測し期待w。来年は藤井一彦さんとの二人ツアーもある。一番近い豊橋は先約がありいけないので、他の地方をなんとか行きたいのだが…体力的に無理ができないお年頃のなので、未だに調整中なり。。。年明けの喉の再診の結果が良ければ、なんとか地方へGO!したい。狙っている地方がソウルドアウトにならないことを願う晦日の夜である。

なんにしても、いろいろ大変だった2012年。そのわりには合計51本も参加したなーと呆れるやら、ちょっとうれしいやら。

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自由とは失うものが何もないこと [元気をくれる音楽たち]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

ジャニス・ジョプリンの『ミー・アンド・ボビー・マギー』の中の
有名なフレーズらしい。
チロッとググってみた。

ワタシがこのフレーズを知っているのは、
リクオさんがライブで歌う「パラダイス」の中で
引用する名言の一つとして。

だからジャニスの『ミー・アンド・ボビー・マギー』は聴いたことない。
今はネットの時代だから、ちょっとばかりググれば、
youtubeかなんかで聴くことはできるだろう。
でもワタシは聴かない。
というか、この1週間ばかり、音楽をまともに聴いていないなー。
聴く気が起こらない。

というか、明日は、おおはた雄一くんのライブ@得三だけど、
行く気がおこらない。
初体験のおおはたくんのオリジナルライブ…楽しみにしていたのに。
どうしよう…。
音楽へのモチベーションが上がらない。

ワタシは亡き愛犬ジョンとの生活と音楽旅を天秤にかけているところがあった。
どちらも今の自分にとってはかけがえのない大切な存在だった。
今の生活をがんばるエネルギーの源だった。
だけど、どちらを取ればどちらかを犠牲に…という状態だった。
どうしても行きたいライブのある時は、
寝たきりじゃないゆえに世話がかかるようになった
ジョン様のお世話はオカンやオネエにお願いしても、
かなり二人に無理させていた部分もあったし。
やっぱ元気なワタシが主体になるのが一番だったし。

ジョン君、亡き後の今、家の心配事はまだたくさんあるけど、
それでも前よりは自由に音楽旅に出られる環境になった。
翌日のことを考えて、急いで帰らなくてもいいんだ。
ちょっと遠くぐらい、泊まりだって可能だ。

ワタシは以前より自由になった。

君がいなければ僕は
さまようことも出来ずに途方に暮れる

『永遠の詩/リクオ』


失うものがなにもないってことは
さまようエネルギーすらなくなってしまうってことかも。
ある意味〝しばり〟って大切な宝ものなのかもしれない。

何処にも行きたくなくなったのは 何処にも行けなくなったからか
わがままな無いものねだりが 気まぐれに又瞬きをする

『水の中にいるようだ/SION』


今年の誕生日ライブは、
久々にSION with THE MOGAMI@日比谷野音とキメていた。
めっちゃくそ楽しみにしていた。
こちらも新幹線の予約を入れたり準備をしているが、
今はモチベーションが上がらない。

音楽を嫌いになった訳じゃない。
聴く気にならなくても、
今の自分の心境に寄り添うフレーズが思い浮かぶのも音楽だ。
ジョン君がエターナルホリデーに旅立ってから、
まだ1週間ほど。
まだ、しかたがないのかもしれない。

明日、おおはた君のライブは予定どおり行くつもりではある。
たぶん、行けば楽しんで帰ってくるだろう。

しかし、もともとワタシが遠出の音楽旅を休止した動機は、
不惑の40歳を境に、自分の生活を見直そうと思い立ったからだ。
それが40を過ぎた途端に、オカンが倒れたり、ジョンが弱ったりした。
元々の動機とズレてきてしまっていた。
遠出こそしなくなったが、以前よりライブの回数は多くなってしまっていた。
けっきょくワタシは
何もなくても音楽旅をやめることはできなかったんだろうな。

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thanks my dog changed my life John (1995Autumn-20120801) [犬のいる風景]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

8月1日午後1時過ぎの真っ昼間に、
わが家の愛犬ジョンが永遠の休暇に出かけました。
満17歳だったんじゃないかな。
犬の寿命でいえば長生きな方でした。
人間でいうと98歳。

ころたが死んで半年後の秋にわが家にやってきたのがジョン。
ハッピーをたくさん連れてきてくれたのがジョンだった^^。
ころたは日本犬のMixでいぶし銀的なシブさがあったけど、
ジョンはオカンがビーグルということもあり洋犬の陽気な感じの犬だった。
ころたが居なくなって大人だけの寂しいわが家を一気に明るくして
ハッピーをいっぱい持ってきてくれた犬だった。

歳のわりに若く見える方で、
ずっと元気いっぱいのジョン君でしたが、
去年の4月にひどくおなかを壊したのをきっかけに
みるみる老け込み衰えて行きました。
それでも時々体調を崩しながらも、なんとか持ち堪え、
その度に体は衰えて行くけど
この1ヶ月ほどは獣医さんの薬を毎日飲みながら
なんとか小康状態を保っていたんだけどな。
死ぬ前の日まで、よちよち散歩も行っていたし^^。

あっけなかったです。
苦しむのは1日もなかったんじゃないかな。
それでも一晩つき合って見ていてつらかったけど。
天国に旅立ったのは私が仕事中の昼間でした。
死に目には会っていません。

下の写真は生前の最後の写真(7月28日)です。食欲も散歩欲もまだあったし、コノ夏をなんとか乗り越えてくれるんじゃないかな?って思っていたけど、やっぱ写真を見るとかなり衰えていたね。昼間は寝てばっかり居たようだし。

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ジョンが死んだ1日の翌日の2日に、名古屋市立八事斎場へおくって行きました。先代のころたもココだったから。箱の中にはジョンが大好きだったおまんじゅう3つとフィラリアの予防薬2つ。おまんじゅうはアンパンでもよかったんだけど。餡子が大好きだったからねー。フィラリアの予防薬は、もう薬なんか必要のない世界へ行ってしまったのだけど、ジョンにとってはコレは薬ではなく大好きなおやつだったのだ。毎月1つだけなんだけど、1つもらうと、もう一つくれくれとうるさかったらしい(オカン談)。なので2つ入れてやりました。
斎場の受付をすませて、ペット専用の焼き場に行ったのだけど、ころたの時と同じく併設された巨大冷蔵庫に置いて行かなくてはならないだろうな…不憫だな…と思っていたら、職員さんがすぐに出てきて、最後のお別れをして、すぐに炉に入れてくれました。
ジョン君はわが家にやってきた時もあっという間のスピードだったけど、去って行く時もあっという間のスピードでした。実は会社のおじさんのご近所に子犬が生まれたというので、欲しいから見に行きたいって話したら、翌日、おじさんのクルマに乗って一緒にご出勤してきたのがジョン君だったのだ(笑)。見に行って選ぶつーことなくジョン君はわが家の子になりました。それから17年、ホント長く居てくれました。それでも飼い主の我がままだけど、まだずっと居てほしかったな。

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この休みでジョンが使っていたサークルやジョン用にひいていた絨毯も片付けました。模様替えみたいになって気分も一新。でも空間がスカスカ感にまだ馴染みきれていない。ジョンが埋めてくれていた空間はモノだけではないこともわかっていますよ^^。でも、いろいろジョンの生活のモノを片付けたり、今までほったらかしだった家のことをやったりと、忙しく過ごす時間はこういう時は大事だな…って思った。心を持て余すので、忙しくしていた方が気がまぎれるから。そうやって悲しい気持ちを少しずつ浄化していくのかもしれない。

ジョン君の想いでフォトなど。
子犬の時の写真が見当たらないのだけど、ワタシが描いた油絵。庭で遊ばせていたら姿が見えなくなって慌てた。そしたら植え込みの根元で寝ていた^^。元となった写真がどっかにあるはずなんだけどなー。

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わが家に来て1週間目ぐらい


オカンのお気に入りのショット。ジョンがこうやって美味しいものが欲しくて覗く姿は私が小さい時とそっくりと。背丈の高さまで一緒だったって言う。

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ねえねえ、なにやってんの?ちょーだい。(2006年4月23日)


ワタシのお気に入りのフォト。冬になると温かいようにサークル周りに毛布を巻いてやるのだけど、強欲な(爆)ジョンは、自分の毛布だっ!!と主張して、飛びつき、抱え込み、とったりこんだりした挙句、押さえ込みした直後の証拠写真。

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強欲なジョン君w(2005年11月6日)


もう一つワタシのお気に入りのフォト。オカンの畑まで早朝散歩しに行った時。この頃はオカンもジョンも元気だったなー。オカンも去年倒れてから、畑をやめてしまったし。だがしかし、桔梗の花の似合う♂犬だこと^^*)。

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桔梗の花とジョン君(2008年07月13日)


わりと奇麗な犬だったな…(親ばか承知)。
アホだったし、おりこうだったし。
わがままだったけど、困るようないたずらはしなかった。
そして陽気なオーラを持った犬だった。
たくさんの仕合わせな思い出を残して行ってくれた。
ハッピーをいっぱい連れてやってきたジョン君は、
やっぱりたくさんのハッピーを残して去って行ったよ。

17年間、わが家の子で居てくれてありがとう。
これからもずっと、ころたとジョンはわが家の子だよ。

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7/8 WAHAHA本舗全体講演「ミラクル」@名古屋千秋楽と“MCCB Tour 横阪豊”@豊橋 [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

だいぶ日にち経っちゃったけど;;)感想をログっておきます。
まず3時に友だち夫婦と約束していた WAHAHA本舗全体講演「ミラクル」名古屋公演2日目。ぜんぜん知らなかったけど、この日が千秋楽だったそうです。

オープニングは、大久保ノブオさんと被災地のファンとのエピソードをモチーフにしたダンス「祈り」。「私はノン様のファンです。会いに行きたいです。でも今は会いに行けません」というようなファンレターをいただいたらしく、去年の全体公演の全公演が終了してからノン様は会いに行った。交通網もまだ完全に復旧しておらず、乗り継ぎ、クルマに乗り換え、時間をかけて。私の記憶が確かなら、奇跡の一本松が出てきたから場所は陸前高田市。ノン様がそこで見た景色…絶句。1年経っても、なにも終わってなんかいない。手紙をくれたファンの子を自分が励まそうとやってきたのに、逆にファンの子やその家族たちに元気づけられた。「まだなにも終わっていないんだー!」ノン様の魂の叫び。そして楽団全員のダンスとコーラスとノン様の魂のシャウトが大きなうねりとなり客席を襲った。まるで陸前高田をのみ込み、すべてを奪い尽くして行った津波にのみ込まれた気分だった(本当にのみ込まれたことないからキモチとしてだけど)。わたしは息をのんで見守りつづけた。「終わっていないんだー!!!」すごかった。オープニングから私はクタクタになった。私は左目から涙がにじみ出ていた。

だが、シリアスはココまで。これ以後は、いつものバカバカしくもお下品で愛らしいワハハ本舗のエンターテイメント満載だった。シルエットを利用した大人気というオトコたちの裸踊りとか[いい気分(温泉)]。柴田理恵さんと佐藤正宏さんの生命の進化をたどるモダンバレエ(受精の呈=sex)。スゲー表現力だったw。おなか抱えて笑った笑った。名曲「ろくでなし」を歌いながらの梅垣義明さんの鼻豆飛ばし。梅ちゃん、歌の迫力あるし、立ち居振る舞いは指の先まで美しいのに…w。久本雅美さんと柴田理恵さんとのヘビメタ漫談もオモシロかったなー。二人のタテノリ変w。可愛いw。久本雅美さん扮する下ネタしか言わない「きゃりーぱみゅぱみゅ」。色とりどりのコ○ド○ムで彩られたドレス可愛かった。合い言葉は「よろチクビ~!」。事前に配られていたブラジャーをお客全員が頭に被って、コール&レスポンスで踊りまくるw。その他にもエトセトラエトセトラ。千秋楽ということもあってか、なんかエラいことなっていた。彼らはギリギリの線いってる。つーか、ぜったいギリギリ超えているw。テレビなら放送事故必至(笑)。それもこれもお客様のため。私たちが喜ぶからだってw。たしかに[ハート] えっと実は、せっかくの千秋楽のこの公演。最後まで見ていない。お次のメインイベントに間に合うギリギリの時間が迫ってきたので、途中で泣く泣く退席したのであった~。勿体ないことしたけど、やっぱ私にとっての本命はMCCB[ハート]なので仕方がない。

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名鉄名古屋本線特急に飛び乗り、一路豊橋に向かったのであった。ワハハの会場が金山でよかったー。最後まで見れなかったとは言え、やはりマジカルでミラクルな流れw。
6/9の大阪うたの日コンサートで初めてMAGICAL CHAIN CLUB BANDによる「アリガトウサヨウナラ原子力発電所」を体験して、半ば追いかける気持ちで臨んだリクオさん弾き語りライブを経てきた。まんまとワタシをロックンロールスピリットに乗せたMCCBとリクオさんの魅せ方が素晴らしかった。この歌に対する自分の気持ちの変化。大阪うたの日コンサートからほぼ1か月後のミニツアー“MCCB Tour 横阪豊”@豊橋。今度は彼らがどう見せてくれるのか?とても楽しみだった。

なんとか7時30分の開演ちょい前にHOUSE of CRAZYに到着。

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今回のツアーは、ここ豊橋がツアーファイナル。HOUSE of CRAZY初登場のMCCB。お客の私も盛り上がる気満々。MCCBのロックンロールは楽しいからね♪私は勝手にオールスタンディングと決め込んでいた。なのでいつもどおりテーブル椅子席にやや落胆。お店の人の前で、思わず小さい声で「えー椅子がある…」なんつってつぶやいてしまったけど、聞こえていたかな(^∇^;A それでもいつもどおりMCCBライブは一番後ろで立って踊るぜ!と意気込もうとする間もなく、昔なじみの友だちとリクオさん弾き語り@浜松ハーミットドルフィンで知り合った友だちに呼ばれ、空いている上手前端っこ席に招き入れられた。彼女たちも踊る気満々のようで邪魔にならない端を選択したようだw。それでもワタシはステージに近すぎて緊張するな~(汗)って思ったけど、ふだん、まったく連絡とっておらずご無礼しまくっている私に対して、こうやってライブ会場で気にかけて一緒に楽しく過ごせる関係で居てくれるのが、ありがたいです。

MCCBのメンバーはステージ裏の狭そうな(すいません)楽屋に肩寄せ合って待機していらっしゃるのかすら(^^*?なんつって思っていたら、お客のわれわれと同じようにフツーにHOUSE of CRAZYの入り口からご登場。商店街から下る階段しかないよなー。どこで待機されていたんだろう?客席一番後ろから客席を通ってステージへ。

リクオさん、長くなった御髪を縛られていらっしゃいましたねヽ(^^*)。いつもと違う雰囲気に、ちょっと胸キュン。そしてなんだかこの日は表情に憂いを秘めていらっしゃったように感じた。いつもだったら登場からアゲアゲな感じなのに。リクオさんの表情に憂いを感じたのはワタシだけかな…。気のせいかな…。そう感じてしまうのは、それはすでに恋なんでしょうか(超照)…自分の気持ちを対象者に投影しているだけなのでしょうか。おなか痛かっただけかもしれません。知らんけどw。

前半はMCCB鉄板ナンバーに新曲プラス、とでもステキな流れでした^^♪。掴みは超オッケーな感じで楽しくスタート。
音源はまだ持っておらず、ライブでしか聴いたことないけどリクオさんの「明日へゆく」いい歌だなぁー。ケイスケさん作「クレイジー」のリクオヴォーカルは相変わらずセクシーだし[ハート] すっごく聴きたかったリクオ&ケイスケ共作の新曲は「愛の嵐」。自分のイメージとは違っていた。もう記憶がさだかでなくなっているけど、僕が君を愛の嵐へ巻き込んでしまったみたいな歌だったかなー。記憶力の悪い頭が悲しい;;)。また聴きたいなー。ケイスケヴォーカルでした^^。ケイスケさんの「ミュージック」はいつ聴いても胸がキュンとなる。

ロッケンロールで盛り上がるところは、スタンダップで浮かれて踊りヽ(^∇^*)ノー♪、聴かせモードの時は、席に座ってじっくりと聴く(?????)♪ 。MCCBライブは最後列で立って踊って楽しみたいけど、こういうパターンもいいなーって思いました。そしてやっぱりMCCBの演奏最高!リクオさんのしなやかなヴォーカルと心地よい鍵盤さばき。ケイスケさんのバリバリ弾きまくるロッケンロールギター、今回はケイスケさん側だったので大堪能しました。やっぱケイスケさんはバンドマン!弾き語りの魅力もビシバシ大発揮されつつあるけど、やっぱバンドでのケイスケさんはピッカピカに輝いている!寺さん&こみやんのリズム隊。実は、ワタシ、リズム隊ってイマイチよくわからないんだけど、寺さん&こみやんの作り出す調子というのか、とってもキモチよくてゾクゾクするんだよね。寺さん、ステージのメンバーの様子をしっかり見て、お客の私たちが楽しんでいるかしっかり見てくださり、そうしてご自分もすっごく楽しそうにノリノリにバンド全体の調子を整えていらっしゃったように見えた。ドラムのこみやんはステージ一番奥、しかもHOUSE of CRAZYのステージのドラムの位置は凹んでいるし、狭いステージにバンドセットのため、こみやんがよく見えなかった。でもこみやんが刻むドラムって、しなやかで熱くて気持ちいいんだよね。もちろん池畑潤二さんのようなヘタリのないタフでぶっといドラムも大好きだし、われらがサンコンJr.さんの暴れ出すドラムも大好きだ。三宅バンドでニコニコと嬉しそうに気持ちいいドラムを叩く大島賢治さんも大好きだ。ドラマーもいろんなタイプの方がいらっしゃってオモシロいなー。

さて懸案の「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」です。リクオさん弾き語りとはまた違うステキな流れがありました。
震災以降にリクオさんが感じたブルーズを表現されたと思われる「生きてりゃいい」。被災地にいるご自身にとっての大切な人への想いとか、遅々して進まない復興や原発事故に対する世の中の容赦ない議論とかエトセトラに対するご自身のお気持ちを表現されたのではないかな?と推測している。「君のブルーズを聴き過ぎたせいだよ♪」「もう泣かないで(英語だけど)」…「そのまま(の君)でいい(から)♪」生きていてくれるだけで僕は幸せなんだよというステキな歌だ。
その直後に、リクオさんが先走ってしまい「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」へつづいて行こうとされたが、実は段取りではケイスケさんヴォーカルの番だったらしく、ケイスケさんが「僕にも歌わせて^^」ってはじまった「ずっと歩こう」。この歌も大好きだー。ケイスケさんのアルバム『MAGICAL CHAIN CARAVAN VOL.1』に収録されているんだけど、震災直前に入手して、震災以降、被災地から遠い場所に居る何も被害のなかった自分も心がとても不安定なっていた。その時にとても心が助けられた歌だ。この歌にも「そのままの君でいいから♪」というフレーズが出てくる。僕と君とのロックンロール。ずっと一緒に歩いて行こう。ケイスケさんの素朴なヴォーカルがとても似合うステキなナンバー(ウルウル)。
そして僕と君との愛の旅の途上に、避けては通れない現実に直面する。それが「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」。大阪うたの日コンサートの初聴きの時は、自分のショックさばかりで頭がいっぱいだったけど、リクオさんがこの歌のことを「ラブソング」と紹介されていたけど、この日は自分もノスタルジック感が強い、濃厚なラブソングだなと感じた。希望の光だと教えられ信じてきた原子力…。でもバレてしまった。僕と君との愛の旅を明るくつづけて行くには、サヨナラをしなくては…。そんなふうに感じた。で、驚いたことに、この歌に身を委ねて一緒にフレーズを口ずさんでいる自分が居た。たぶん私は、この歌をナマで聴いている回数はかなり多いファンなので、刷り込まれ度合いはかなりのモノになってきているとは思うけど、最初の出会いでは、口ずさむようになるなんて思わなかったから、そんな自分に途中で気づいてハッとした。
そしてMCCBでしか見れない?レアな尖ったリクオヴォーカルの激しい「不思議な人よ」に流れて行く。うーむ。スゴすぎる。ロッケンロールバンドMCCBならではの展開。グルグルと渦巻き君を連れて行くつー感じ。「不思議な人よ」とは誰なのか?激しいサウンドに熱くなり乗せられながらも、心の一部はどこか冷静で私はそんなことを考えていた。曲を作ったリクオさんの想う「不思議な人よ」が正解なんだろうけど、受取手によってさまざまな「不思議な人よ」がいるんだろうな…。私にとっては…自分かなって想ったりもした。「君の笑顔だけでよかった」というフレーズがあるんだけど、ライブは目いっぱいニッコニコで楽しみ、でも終わったら「今日も楽しかったです!」と伝えたいのに、恥ずかしくて怖くて大好きな人たちが現れる前に逃げ帰る。そして顔の見えないネットで暑苦しい想いを綴る。生身の交流が希薄な今のネット社会に身を置く人間。不完全なコミュニケーションですれ違い消耗して行く心とか。3.11以降、ネットの情報に振り回され、饒舌になったり、正義を振りかざしてみたり、沈黙したりする人も多いと想う。私だってそういう傾向があるし。想わぬ鋭い刺のある言葉を見つけてしまって傷ついたり。生身を介さないところで一人で空回り。ネットさえなければ、会った時に見せてくれる君の笑顔だけでよかった…んじゃないかな…みたいな。ネットは便利だけど。

リクオさんの弾き語りの時の「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」前後の流れもとてもステキで素晴らしかったけど、うたの日コンサートから1ヶ月を経たロックバンドのMCCBの展開もスゴかった。ロックしてロール。グルグルと心を渦巻かせ、自分自身に問いかける思考を与え、何かを芽生えさせる。そして行動に移れれば、私もカッコいーのだろうけど(凹)。ただ残念だったのは、リクオさんが先走って「ずっと歩こう」を忘れてしまいそうになったことかな。でも逆に、年間100本以上のライブをこなす百戦錬磨のリクオさんがそうなってしまうだけ「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」を歌うには、体力もだろうけど、心のエネルギーがいるのかもしれない。なんて勝手に憶測する。

MCCBのスゴいところは、自分自身に問いかけさせても追いつめない。その後の「モンキーマン」でやわらかな楽しいハートのダンスを誘う。心憎すぎるw。そして「キープ・オン・ロッケンロール」で再びロックの世界へ。本編ラストはリクオさんの鉄板ラブソング「アイノウタ」。会場中に響くリクオさんの熱い歌声、MCCBメンバーの熱い演奏。お客の私たちも大合唱。みんなの愛がHOUSE of CRAZY中に渦巻き、突き抜けていった。この世界はまだ終わらない、嘘じゃない、探す言葉、リズム、メロディ…すっ素敵すぎる。MCCBのメンバーも言っていたけど、街コンのあったこの日の豊橋。街のいたるところに愛に溢れていたはずだけど、豊橋で一番熱い愛があったのはHOUSE of CRAZYに間違いない^^!

手拍子でおねだりしたW アンコールは「イマジン」。MCCBでは2月の大阪・南堀江knave以来だ。あの時は、リクオさんの熱すぎる絶頂を極めたような表情とヴォーカルに釘付けだったけど、今日はケイスケさん側に居たこともあり、ケイスケさんのギターに釘付けだった。めちゃめちゃ激しかった。こんなに熱くロッケンロールしている「イマジン」は、私はMCCBしかないと思う。終わった後で、一緒に居た友だちにケイスケさんが弾いていたピックを投げてくれた。見せてもらったけど、1曲弾いただけとは思えないぐらい削れていた。写真撮らせてもらえばよかったなー。今更後悔である。いやーでも自分のぷよぷよの二の腕と違って、ギターを弾くケイスケさんの前腕の引き締まり具合にライブで見ていて煩悩してしまうのであるが、使用済みピックを見て、ケイスケさんの男前ギターを改めて実感したのであった。

ライブ終了後、友人たちは、メンバーがサインとかでもう一度出てくるのを待っている様子だったけど、私はいつもどおりお先にドロン。今の私はなるべく早く家に帰りたい事情もあるんだけど、なんかこーライブ後に、大好きなバンドマンたちと小さなコミュニケーションを取れるのはステキなことに違いないんだけど、私には至極緊張を強いる。なんてったってウルフルズのFCライブ「握手だぜ」の時に、初めてあこがれの4人とベルトコンベア式とはいえ、握手するという肉体のふれあい(なんかそう言うといやらしいな/笑)ができることに、緊張極まってしまい、病院へ行かなくてはならぬほど胃と腸をダブルで壊してしまったほどだもんw。
でも去年のリクオさんとケイスケさんのMCCツアーでは、フェイス トゥ フェイスを大事にされているということなので、参加した会場でがんばって手ぬぐいにサインしてもらったりもした。新しいアルバムをリリースされた時は、やっぱりサインをしてもらいたくて、がんばるけど、、、すっごい想いは溢れているのに、なんも気の聴いたことも言えない自分が情けなくて落ち込むし。友人たちもそんなしゃべれないよーと言うけど、大好きなバンドマンとの小さなコミュニケーションを楽しんでいる様子だ。それがうらやましくて仕方がない。

そして今回はいつもと違って、電車での帰路。電車ってせつないよね~。自分の情けないふがいない心とは裏腹に、自分を乗せて列車は大好きな人がいる豊橋からどんどん離れて行く。めちゃんこ寂しかったわ…(笑)。クルマだと、しっかり気をはって自分で運転して行かなくてはならないし、楽しかったライブの興奮も手伝って、テンション高くなって帰って行くんだけどねぇ…。

大阪うたの日コンサートから始まった「「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」を巡る自分的音楽旅の一先ずの区切りになりました。以前の自分の惑いや救われない心から開放されて、とてもニュートラルな心に戻っている。どちら側へも行けます。またすぐに心が惑い頑になって行くのだろうけど。

今回もステキなステキなライブでした(?????)♪楽しかったなー。

セットリスト

1、マジカル・チェイン・ツアー
2、明日へゆく
3、クレイジー
4、愛の嵐
5、恋の行方
6、片目のギャンブラー
7、魚ごっこ
8、ロックンロールの真っ最中
9、ミュージック
10、生きてりゃいい
11、ずっと歩こう
12、アリガトウ サヨナラ 原子力発電所
13、不思議な人よ
14、モンキーマン
15、キープ・オン・ロッケンロール
16、アイノウタ

-EN-

1、まいどハッピー
2、ミラクルマン
3、夢じゃない

ここまでMAGICAL CHAIN CLUB BANDのFBより引用させていただきました。
曲順を覚えられない頭の悪い私には嬉しい^^。

-EN2-

1、イマジン

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いよいよ明日!MCCB@豊橋HOUSE of CRAZY [元気をくれる音楽たち]

※2015.1.2 a-blog「ころたん王国」より移転

ツイッターを拝見していると横浜、大阪とええ感じに夏のミニツアー進行チウのMAGICAL CHAIN CLUB BANDの皆さま^^。いよいよ明日は地元愛知っすよー。しかも場所は豊橋、狂った館っす!だがしかし、明日は忙しい。3時からWAHAHA本舗全体講演「ミラクル」@愛知・中京大学文化市民会館オーロラホール観劇。当初ダブルブッキングだ!と慌てたのだが、スゲーよ。やっぱワタシには音楽の神様がついてる(またいい気になるとバチが当たる…)。冷静になればワハハは3時、場所も金山。終わって名鉄名古屋本線に飛び乗れば、開演時間には間に合う算段っす。これはもうぜったいに見逃すなということだと思うもん。帰りのことを考えるとホントはいつもどおりクルマで行きたいところなのだが、クルマだと時間読めんもんなー。取りあえずライブには間に合いたい。

今日のツイッターのTLで流れてきたグッと来たツイート。




最初の1行を読んでリクオさん作のMCCBの新曲「アリガトウサヨウナラ原子力発電所」がリンクした。リクオさんの中の様々な逡巡から突き抜けて生まれたであろうこの歌は、茂木さんの言う「新しい文化」へのきっかけを誘うメッセージを伝えようとしていると感じる。茂木さんの今回の連続ツイートの最後まで読むと「愛」で結ばれている。ワタシが大阪うたの日コンサートで初めて「アリガトウサヨウナラ原子力発電所」を体験してから、ずっと辿ってきた音楽旅でたどり着いたのは「愛し合ってるかい?」。なんかつながっている。
きっと今の時勢、この震災後の困難な状況の中、ワタシが知らないだけで、もっとたくさんの「愛らしい」表現が生まれているのだろう。

最近、またちょっとツイッターを興味深く読めるようになってきた。たくさんの人の感情の入ったツイートに心がパンクしてしまい、フォローしたくても、その情報内容が怖くてようできんかった人(茂木さんとか、もんじゅ君とか)も新たに何人かフォローして拝見している。自分自身もちょっとしたことを楽しくツイートできるように戻ってきた。荒療治という言い方が適切かはわからないけど、大阪うたの日コンサートで「アリガトウサヨウナラ原子力発電所」をいの一番で体験していて良かったかもしれない。

でも思うのだけど、この1ヶ月の間に、自分のツイッターのTLの空気もだいぶ変わった気がするな。。。なんか流れが変わったというのか。大飯原発の再稼動を境にしてかもしれない。一生懸命に取り組まれてきた方ほど、落胆して深い怒りを感じただろう…。それが負の感情に流れずに、ワタシには「愛」を少しでも感じられる流れになってきている気がする。なんか人間ってスゴいと思う。この問題はすぐに解決するものじゃないから粘りが必要だ。清志郎さんでいうLSD(Long Slow Distance)、そしてウルフルズでいうAAP(アホアホパワー)が必要だと思う。茂木さんの言う「新しい文化」、そしてなぜか心のBGMはリクオさんの「美しい暮らし」。ビビリで小心者のワタシでも、この流れならば、少しでも向き合って行ける気がする。

ホント音楽ってすごいなー。
ってワタシはいろいろ思いを巡らしているだけで、何もしていないのだが…。

明日のMCCB@豊橋、めっちゃ楽しみ。
新たに生まれたという新曲、どんな歌なのかな~^^♪


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