三宅伸治プロジェクト Music Planet~いいことがあるといいね~

※2014.12.1　a-blog「ころたん王国」より移転

ただ今、三宅伸治さん強化月間実施チウ。

Music Planet～いいことがあるといいね～

• アーティスト: 三宅伸治,真島昌利
• 出版社/メーカー: アンサンブル
• 発売日: 2000/12/06
• メディア: CD

このＣＤは様々なゲストを迎えての企画アルバム。題名もいいよねぇ。訳して「音楽惑星」。そっか私らは音楽の惑星に住んでいるのよねぇ＾＾＊）。三宅さんとその愉快な仲間たちが繰り広げる音楽ワールド。いい音源です。

これもいろいろな切り口で言いたいことがいっぱい。困ったね。
まずゲストがすごいんだ。私が知っている方だけでも斉藤和義さん、仲井戸“CHABO”麗市さん、木村充揮さん、甲本ヒロトさん、NEW BLUE DAY HORNSの梅津和時さんと片山広明さん。
そして！！！
われ等がウルフルズのリーダー！
笑うギタリスト！ウルフル・ケースケさん＾＾♪
裏ジャケ写のキッチリ前髪が切りそろえられた頭でギターを抱えクソッキリ笑うケーヤンの姿。
うーんかわいい＾＾＊）。
そしてもう一つサプライズが。５人目のウルフルズ。伊東ミキオさんがかわいらしい歌の「ワンダフルX'mas」に参加している。ミッキーさんはTHE TRAMPのメンバーなのかな？なんにしてもウルオタの私には嬉しい繋がりである。
他にも多彩なゲストの皆さん、私が知らないだけで凄い方々なんだろうなぁ。

この『Music Planet~いいことがあるといいね』を聴いたピックアップの感想など。

【何もなかった日】
これは三宅さんのオリジナルアルバム『旅路』にも収録されている曲。アコギとブルースハープのみのシンプルな弾き語りの『旅路』バージョンを聴きすぎていたせいか、当初は次々にゲストがボーカルを受け継いでいくスタイルとコーラスがしっくり来なかった。ぜったい三宅さん一人の『旅路』バージョンの方がいい！と思って聴いていた。 ただゲストの歌声の聴き比べの楽しみばかりだったなぁ。しかもお馬鹿なころたんは〝Cho.ウルフル・ケイスケ〟の意味がわからず、Choってなんの楽器なんだろう（・・？ギターじゃないことは確かだよねぇ、でもケーヤンだからギターに似た楽器かしら？っと、ケイスケさんが奏でる架空の楽器を妄想していた。後で知ったんだけどchoっていうのはコーラスの意味なんだねぇ（汗）。その後、ゲストの歌声の聴き比べに加えてケイスケさんのコーラスの聴き分けの楽しみが増えた（←結局よく分からずじまい）。
だけどいつからか変わった。なんか不調和を感じていたゲストのボーカル＆コーラス。それがいつの時点か聴き込んでいくうちに調和を取り出したのだ。もちろんハードウェアのＣＤの音源が変化する訳はない。ころたんの耳というのか脳ミソだね。変化してきたのは。すっごくよく感じるようになった。ゲストの皆さんのその誰とも似ていない個性的な歌声の数々。それぞれのボーカルに込められた「いい事があるといいね」という温かな一つのシンプルな思い、すっごく魂がこもった歌だなぁって実感した時から音楽に調和を感じるようになった。自分！自分！を振りかざす地球という惑星でこのハーモニーが一人からみんなの心の中へとグルグル回ったらなんか変わってくるかもしれないなーんて思ってしまった。〝君にも僕にも〟シンプルだけど大切な思い。いつも心に響かせておきたい歌。ころたんはすぐに忘れるから。
こちらのバージョンもステキだ。

【My Sweet Lord】
これは女性ボーカルのみの歌。三宅さんはバックバンドに徹している。この曲なんか好きなんだよなぁ。女性シンガーの歌声が新鮮で爽やかに感じるのもあるんだけど、三宅さんの歌の特徴かな？現実との壁をキチンと見据えながら明るい方へ明るい方へと夢に向って両腕をいっぱいに伸ばして捕まえに行こうとする心意気をホッコリと感じさせられる。このアルバムの中で初めて聴く歌の中で一番好きだ。
で、ちょっと横道。三宅さんボーカルでこの歌を聴いてみたかったりして＾＾。どんな風に歌われるのかのう♪

【☆ロックンロール・プラネット☆】
これは題名の通り、ロックンロール炸裂の曲。
甲本ヒロトさんと木村充揮さんが交互にボーカルを取っている。ヒロトさんはあまりよく存じ上げないが、元ブルーハーツだし、ハイロウズだし、ロッケンローな感じ炸裂なイメージはあるけど、木村さんのボーカルが意外だったなぁ。彼の音楽を聴いたことがないけど、情報として持っているのが元憂歌団でブルースな歌を歌う方。この歌でかなりロッケンローしていらっしゃる。
そしてわれ等がリーダー！ケイスケさんが、コチラには本家のエレキギターで参加。もうお一人、真島昌利さんもエレキで参加。２本のギターでの演奏。またもやころたんはギターの聴き分けに勤しむ。うーむ聞き耳頭巾が欲しい！って、あれは動物の話がわかるようになるものだから違うけど（汗）。ファンなら聴き分けるべし！！っとかんばってみたが、よーわからん；；）。強いて言うなら、ヒロトさんのボーカル→コーラス→ギターソロ→木村さんボーカルっと出だしから続くのだが、このギターソロの部分ギュワーン、ギャギャギャーンとやっているのがケイスケさんっぽいかなぁー？あてずっぽうである。なんにしてもこの曲はケイスケさんにピッタリ＾＾。

最後に。このアルバムはリピート機能で聴いていただきたいかも。かわいらしい楽曲「ワンダフルX'mas」の後もしばらく耳を澄ませて聴いてもらいたいな。そして一番最初の「何もなかった日」へ続く音楽惑星の永遠のループを楽しんでもらいたいな。なーんて思っちゃったりして（笑）。

三宅伸治さん。シンプルでステキな世界観をお持ちな方である。そしてこれまたステキなお友達がいっぱいいらっしゃる方だなぁって、またもや感激してしまった一枚である。