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ゼラチンシルバーセッション08展@名古屋

※2014.12.22 a-blog「ころたん王国」より移転

※カテゴリが「へっぽこ写真」ですが、これはブログ主ころたんが撮った写真を指します。写真関係は全部このカテゴリのため、大変失礼ですがご了承願います。

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9月14日の日記で決めていたとおり、本日行ってまいりやした。

【参考】写真とは書いて字の如く「真」を「写」すということ

名古屋は名古屋芸術大学のArt & Design Centerで開催。ちょうど今日は学園祭だったようで、しかしあいにくの雨。昼過ぎには学生たちが後片付けを始めていた。いやーでも十何年ぶりでしょうか(笑)。キャンパスちゅーところに足を踏み入れたのは。母校ではないのだが、自分の学生時代を思い出したよ^^。
フィルム写真の写真展。ホント行って来てよかった。間逆の写真であるデジイチ事始めのころたんには刺激が多かった。

会場にも掲示されていたし、この冊子(1冊300円)の最後に載っていたが、フィルムとデジタルの違いを理論でうまくおっしゃっていたのが宇宙物理学者の佐治晴夫氏の「宇宙のからくりからみた銀塩の魅力~フィルム、デジタルの根源的差異を考える~」なんだけど、ころたんの脳ミソには難しくって!うーむ。。。

お目当てにしていた忌野清志郎さんの写真。あ゛~またもややられたっ!って感じだった。作品に対するコメントはなく、簡単な略歴と直近のCDとDVDリリース情報のみ。この写真に対する清志郎さんのコメントはまったくない。彼の写真を「なんじゃこりゃ?失敗作でねーの?」ととるか、「うあぁ~いいねぇ~ステキ」ととるかは、閲覧者次第だろう。ひとりひとり感じ方が違って当然。私はただただ、またしても清志郎さんにやられたなって気持ち。最近の自分のダメダメ人間モードのモヤモヤまでスカッとしてしまったぐらい。なんかねニュートラルなんだよね。きっと清志郎さんは。って、またもやこの作品から意味を見つけようとしている自分がいる。ダメだね私は^∇^。トータスさんじゃないけど、やっぱ関東の人間にはかなわんって感じかなぁ~。って、私は関西でもなく、中途半端な中部の人間ですが(爆)。あっ中部の方ごめんなさい。私に限ってです。。

最近の写真も、古い写真はなおさら思いが込められていて、写真家お一人お一人の作品をコメントも含め、丁寧に拝見させていただいた。

その中で、個人的に、おっ!!!これはっ!!って、勝手に自分の中のアイテムとつながった方がいた。ころたん、こういうアッチとコッチを勝手につなげるの大得意^^。
俳優であり映画監督でもある竹中直人さんの作品「葉山森戸海岸」。この風景、私見たことあるんだ。でもここには行ったことないんだ。そんな私がなんでここを知っているかというと、それは斉藤和義さんの「ハミングバード」のミュージックビデオのロケ地。家に帰ってから確認しちゃったよ。ここと全く一緒の場所で撮られている。もちろんMVの監督は竹中さん。竹中さんにとって、この場所は何か特別な思いが込められている気がする。風景に写りこんだ親子がまたいい感じ。そしてその横に掲示されていた古い写真。幼い竹中さんを抱擁する病弱であられたお母様の写真。なんかね。。。やっぱ写真っていいよね。全く見ず知らずの人間が、その語り部(写真家)の人生のストーリーを、自分の精一杯のイマジネーションで広げていく。なんとも言えない感動をおすそ分けさせていただける。
つながりついでに余談だが、ハングバードって、ギブソンギターの銘柄なんだね。9月初めのトータスさんのマイラジで、ヤッサ音源をかけてくださった時に、トータスさんがアコースティックコーナーでケイスケさんが弾いていたのがハミングバードだとおっしゃっていた。MVで斉藤さんはギターを弾いていらっしゃったけど、これもハミングバードなんかな。斉藤さんの歌だけだったら、歌の内容を踏まえた題名で、いいなぁってしか知らなかったが。。。いろいろなものがつながって私に教えてくれる。

音楽や写真だけに限らないけど、やっぱり自分の心に響く創作品を追わせていただくことは楽しい。

やっぱデジカメ写真とフィルム写真って風合いが違う。うまく言葉で云えないんだけど…。どちらもカメラマンの思いやその一瞬の風景を切り取り、写真としてのその後の役割は一緒なんだけどね。どちらも人の目が触れてこそ価値がある。しかし、アナログとデジタルでは1シャッターの重みや現像までの工程の手間暇に大きな違いがあるんだよね。今回の写真展を見たから、ころたんはいきなりフィルムに目覚めるかつったら、そうではないが。。。やっぱお手軽なデジタルにはデジタルの面白さがあるし。

ゼラチンシルバーセッション実行委員会のメッセージを一部引用させていただいて、この記事を終わりにする。

(前略)

ミュージシャンが色々な楽器を奏で、多彩な表現が出来る様に、
画家が筆や絵の具を使い分けられる様に、
私たち写真家も表現手段の選択肢として次の世代の為にも
フィルムや印画紙を残していきたいのです。

    ゼラチンシルバーセッション実行委員会


【横道】
今日一日、朝のジョンの散歩から、名芸大までのドライブ、そして日も暮れて今、自分の部屋でブログを書いている間に聴いてきた音楽を時系列的にログっておく。









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