SSブログ

伊東ミキオさん SLIPPIN'&SLIDIN' TOUR '07@名古屋K.D Japon [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2014.12.7 a-blog「ころたん王国」より移転

注意】たぶん、この日記を閲覧されている方はあまりいないと思いますが、これはうろ覚えの内容の記述になるので事実に反している恐れがありますのでご注意ください。また、ころたんの個人的感動ポイントを綴った偏った感想文であり、詳細なライブレポートではありませんので、ご了承ください。

2007年5月19日(土)に伊東ミキオさんの『SLIPPIN'&SLIDIN' TOUR '07』が名古屋K.D Japonで行われた。ミッキーさんがピンのライブを拝見するのは去年の10月末に行われた「shiny Night Vol.4@HOLIDAY NAGOYA」というイベントライブ以来だ。

K.D JaponはJR中央線の高架下を利用した建物のライブハウス。JR鶴舞駅で下車し、北口から下り方面へ高架沿いを3分ほど歩いたところにある。公園口からだとかなり歩かなくてはならない。ちっさなライブハウスは三宅伸治さん絡みで名古屋でも何件か行ったけど、どこもそれぞれ雰囲気がいいんだよね。ここのK.D Japonもまたいーんだなぁ。木造で狭くて店に入ったらすぐにフラットな位置にミッキーさんのキーボード。お客はその周りにパイプ椅子に座る。時折、頭の上から電車が走り抜ける音と軽い振動がして、それがまたいーんだ。そして狭いのに2階まであり天井が高いが、激近な位置から客に見下ろされる状態。逆に女性のバヤイ、スカートだったらヤバイわな。。。なんつって思ってしまった。こりゃミッキーさんと近いなーとテンションが上がりつつも、小心者のころたんは、やっぱり遅めに来てよかった。。。前の方へ行かんですむなんて思っちゃったりして(爆)。こんなけ近けりゃ前も後ろも関係ないっていうのに(笑)。われわれは1階席の一番後ろ辺りに腰を落ち着けた。
そして真後ろのカウンターにドリンクをもらいに。。。友達はカクテル。私はなんにしようかなーっと。。。今日は着席のライブだしなー。アルコール飲んじゃおうかなーとウキウキとして思案していたら、厨房にエビスのビールコックを発見。おぉ!エビス。こりゃーやっぱ今日はビールだわさ。下戸なので立ち見の時は気分が悪くなるといけないのでアルコールは控えているけど、飲みながらのライブ観賞は大好き。

さてさてライブの感想なんぞ。毎度のことだけど、もうよく覚えとりません。すっごく楽しかったことと、今回はハートを抉られてしまったことだけはよく覚えておりますが(笑)。もう何から始まったのやらよー覚えていないんだけどがさ。ライブではお馴染みの歌も、ミニアルバム『SONGS OF MICKEY』に入っていて私が知っている歌も、まったく知らない歌も、ロック、ポップス、バラード、ブルースetc。。今回もキーボード一つで、ミッキーさんの放送禁止(←ご自身がおっしゃっていた・笑)のすんばらしいキーボードさばきの美しい指と歌とトークで楽しませてくださった。
そうそうやっぱりミッキーさんの髪型変わってから間近で観るのは今回が初めて。J-WAVE LIVE~SPRING!でも遠目からも短いヘアスタイルはよくわかったけど、近くで拝見すると黒髪(?)になっていた(たぶん)。私的には以前よりずっと若返って少年ぽくなった気がするんだけど、一緒に行った友達は私と逆の印象だったなー。

印象に残っているのは。。。曲名がわからないけど、ナナって女の子の歌。前回も演奏していたね^^。これって盛り上がるので楽しい曲。それからこれは忘れてはなんねぇ。「陽だまりの中で」。この曲はいつ聴いてもいいなー。小声で一緒に歌ってしまった。どれも楽しかったんだけど、「トラベリンマン(?)」っていう曲名かな?この歌もよかったなー。なんかさー。ミッキーさんもウルフルズや他のミュージシャンのサポート以外の時は、ご自身のライブで日本各地のライブハウスをこまめに回っていらっしゃるし、さすらいのバンドマンなんだなーって思っちゃったりして。カッコいいなーって思って聴いていた。前半はノリのいいナンバーやスローな聴かせモードのナンバーを交互にアップダウンでテンポよくライブを進めていらっしゃった感じかな?

トークも楽しかったなー。ミッキーさんの家庭環境が垣間見れるお話が出たり。キーボードプレイヤーになるべく素質は小学生の頃にもう既に発揮されていたのにはビックリ。確かお話では音楽の時間に耳で聴いた歌をすべて記憶してしまったのだったかな?で、学校の先生に「あなたは耳がいいからピアノをやるといい」と勧められたとか。で、家に帰ってご両親にピアノをやらせてとお願いしても、自衛官のお父上に男の子のするもんじゃないと反対されていたとか。しかし半年(だったか?)言い続けていたら、ある日突然ピアノを買ってくれて置いてあったとか。結局、ミキオ少年の思いを叶えてくださったご両親はスバらしい。話をかなり端折ったのでニュアンスがかなり違うと思うけど、やっぱりロッケンロー&ブルース・ピアノマンは生まれるべくして生まれたのじゃろうか。。。っと感慨深かった。

あと今回の弾き語りライブはツアーで、まだ翌日の静岡、京都、そしてツアーファイナルの下北沢があるそうで。ファイナルはなんと!ウルフルズの問題のベーシスト、ミスター・ファンシーことジョン・B・チョッパー氏が特別出演される予定とか^^。言っちゃってよかったかなとかなんとかおっしゃっていたが、しっかり聞いちゃった(笑)。最近、ジョンBさんとミッキーさんは仲良しだとか。John.B's Blues Hearts Club Bandのいきさつもお二人の何気ないおしゃべりから始まったらしいもんね。ミッキーさんのツアー・ファイナルの下北沢へ行かれる方、うらやましいな~。

ライブの中盤ぐらいには、ころたんはいー感じに酔っ払い。まだビールを半分も飲んでいないのに、チョッピリのアルコールでいい気分に酔えるお手軽サイズの許容量。ミッキーさんの心地よい演奏と相まって、まーたまらんなー♪っとご機嫌さん状態になっていた。

そんな折に、若い頃に一緒にバンドをやっていた仲間が昔に書いた詞を最近になってミッキーさんが見つけてメロディーをつけたという経緯と、その方はもう音楽をされていないことを軽く説明してくださって「シルバーフィッシュ」。去年の10月末のHOLIDAY NAGOYAでも1回聴いている。その時もいい曲だなーという印象だった。ミッキーさんのブログでも以前、この曲が生まれた経緯を書かれた記事を拝見している。なので大切な思い入れのある曲なんだなーっと思ってはいた。で、聴くのは2回目だし、今回は座ってまったり聴いていることもあって、なんかこう。。。なんていうのかな。。。一つ一つのフレーズとメロディーとミッキーさんのピアノと歌声がすっごくイメージを持って私の心に入ってきたんだよね。
ミッキーさんの心のこもった演奏と歌、そして心地よいアルコールの酔いで、ころたんの心は開放状態。「♪大切なものほど最後はあっけないことを」がきっかけとなって、シルバーフィッシュのフレーズの断片たちがグサグサ喰い込み、心の奥底に深く深ーく沈み込んで忘れていたはずのあいつの顔が、甘酸っぱいよーな、苦々しいよーな気持ちと共に、トリプルアクセルを描くように転がり出てきてしまった。わぁーどーしよ。ナンだよ、お前、突然出てくるなよ。このままじゃーヤバいなーっと思っていた時にフィニッシュへ。そこへ丁度、自分たちの頭の上を電車が走り抜けていった。そうだここは線路の真下なんだ。うわぁ~なんだこりゃ?偶然の演出にしては憎すぎる。シルバーフィッシュの歌の中には電車での情景も描写されているのだ。うわぁ~。たまらん。もうまともにミッキーさんの顔見れないや。。。見たらぜったい涙が出てくるっっ!!と必死に堪えていたら、ミッキーさんが「ちょっと入り込んで歌いすぎた。歌詞を間違えたからもう一回歌っていい?」っと再度シルバーフィッシュが始まった。ころたん的には、うわぁぁ~~もー勘弁してくれぇ~~状態。もう一回歌われたらぜったい泣くってば。ころたんのなけなしの周りを気にする見栄っ張りの平常心の事情とは無関係にどんどん深みに嵌ってしまい、うわぁ~もう駄目だ。。。ちょっと席立とうかな。。。いやいやライブを途中で抜け出すなんて。。。それもとってもいい演奏なのに。。。なーんつって頭の中でごちゃごちゃ思っているうちに、とうとうころたんの涙腺は全面降伏。涙がボロボロと勝手にこぼれてきてしまったんズラよ。
いやーマジですっばらしいミッキーさんの演奏と歌だったのだが、いやはや参った!参りました~!という感じだったな。私はライブではウルっとくることはあっても、めったに涙は出ない。大好きなウルフルズのライブであっても、捕らえられて固まることは毎度のことなのに涙がボロボロっていうのはナイ。こんなにボロボロと自分の意思とは関係なく涙がこぼれたのは、一昨年12月に行われた加藤登紀子さんの『ほろ酔いコンサート@名古屋』で、おときさんが「イマジン」を日本語で歌われた時以来だ、たぶん。あの時も清酒「ねのひ」で酔っ払っていた。いい音楽とお酒。。。このダブルはマジでヤバい。

2回目の「シルバーフィッシュ」に引き続いて、次もまたスローナンバーの聴かせモードだったような気がする。もうこの頃は涙をこぼしてしまった恥ずかしい己との戦いであって、どんな曲だったかは覚えていない。だけど、ミッキーさんも気持ちがすっごく入って演奏されているのはすっごく伝わってきていた気がする。

その後だったかなー。これがさー。ころたん的には本日の2番目のハイライトだと思う。ブルースのナンバーで「なまずの歌」。って本当は「なまずの歌」って題名かどうかは知らない。すっごくコッテコテのカッコいいピアノのブルースだったなぁ。ころたんの席の近くの男性がどーもブルース好きの方のようで、興にノッて小さな低い声で歌っているの。これがなんかミッキーさんのボーカルのコーラスみたいな感じでいい雰囲気。で、ピュゥウ♪だったか?音を表現するのが難しいんだけど、合いの手で口笛を入れたりして、これがまたカッコいい。ちょっとメソメソした後でバツが悪い気持ちも無きにしも非ずだけど、なんかカッコいいブルースだなーっと思いながらいたな。

あとは、すっごく良かったのが、アンコールでやったバラード(?)。これが詞もメロディーもすっごくよかった。っと言ってももう歌詞を覚えちゃいないんだけど、サーカスだったかな?なんだったかな象が出てきて、「世界は誰のために回っているの?」というようなフレーズがあった。これすっごく良かった。また聴きたいなー。そして一番最後はロッケンロールナンバーで熱く盛り上がって締めくくったんだったかな?もう記憶が空ろだ~☆

今日は決心していたことがあった。ライブ後、勇気を振り絞ってミッキーさんの新しいミニアルバム『Songs 4』を購入してサインしてもらうこと。これをがんばって実行する予定だったのだが。。。なんか恥ずかしくって。泣いてしまったし。ミッキーさんにはもう会えねぇっと思ってしまい、っていうより私が涙を流していたことなんかミッキーさん知らんって(爆)。友達にCDだけ買って帰る~っと言っていたのだが、知り合いに呼び止められて舞い上がって話しているうちにミッキーさんがまた出てきてしまった。で友達たちにも促され。。。そりゃーサインしてもらいなさいと背中を押され。。。勇気を振り絞ってサインしてもらって、大したことをしゃべれかかったけど「今日は楽しかったです。9月のライブまた楽しみにしています」と言ったら「ありがとう。また来るね」と握手してくださった。もう緊張しまくりなのでミッキーさんの手が温かかったか、冷たかったかよく覚えていないんだけど、今思うとすげーよな。アノ!放送禁止の黄金の手と握手しちゃったんだからさー。いやー。私一人だったら尻尾巻いて逃げ帰っていたはず。やっぱり。。。友達っていいかも。見られたくないカッコ悪いところも観られちゃうけどさ。

いやーだけど9月のライブ。また行けるといいな。今度はリクオさんというこれまたキーボードプレイヤーの方との共演らしい。私はまったく存じ上げない未知なるミュージシャンの方なのだが、ミッキーマニアの知り合いがリクオさんも好きみたいで、すっごくいいと以前に聞いていたので興味津々。頼むからドリカムのワンダーサーカスの日と重ならないでくり。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。