ここで寝るのも今宵かぎり

※2014.12.7　a-blog「ころたん王国」より移転

大物の搬出は明後日なんだけど、今日にはオトンとオネエの新しい家具が納品される。なので夜からは新しい家で過ごすとのこと。いよいよこの住み慣れた家ともお別れ。今は私の出戻りタンスが邪魔して狭い六畳一間にオカンと私とジョンが寝てる。明日からは一人一部屋。ジョンのスースーと平和な鼻息も感じられんくなるが、時々夜中に庭に出せとソワソワして起こされることもなくなる。そしてオカン。コッチは眠いのに夜中に今話さんでいいことをいつまでもしゃべってくることもなくなるね。オカンの大イビキが時々止まって息しとらへんかっとドキドキすることもなくなるが、夢にうなされても気が付いて起こしてもらうこともなくなる。肩を寄せ合う窮屈な生活だからこそ感じる家族の気配。お互い鬱陶しいがあったかい。新しい家で、ジョンは慣れないリビングで一匹で大丈夫だろうか。オカンも今まで息が止まってエラいことになったことはないけど、ちょっと心配。そんなちょっとセンチメンタルな深夜の蛍光灯。