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「ジェラス・ガイ」 ジョン・レノン vs 斉藤和義 [元気をくれる音楽たち]

※2014.12.22 a-blog「ころたん王国」より移転

ジョンの、まるで子供がお絵かきでもしたような、自然で自由な曲が好きだ。
ジョンの、カッコイイギターとセクシーな声が好きだ。
“ジョンレノン”って響きがもう好きだ。

以前、ジョンのリトグラフ展に行った時、18才未満立入禁止の一室があった。
その中は、どれもジョンとヨーコが裸で愛し合う絵ばかり…
ヨーコのことが“好きで好きでたまらない”ジョンの気持ちが絵からはあふれていて、
なんとも微笑ましい気持ちになった

(後略)

アルバム『紅盤』におけるカバー曲「ジェラス・ガイ」への
斉藤和義自らの寄せ書きより抜粋


私が「ジェラス・ガイ」に出会ったのは、斉藤和義さんのアルバム『紅盤』。ジョン・レノンさんの原曲より先だ。そして、私にとってのジョン・レノンさんの人となりのイメージは斉藤さんによるカバー曲と寄せ書きで培われたと言っても過言ではない。


原曲の詞に囚われずに、斉藤さんのイメージで新たにつけられた日本語の歌詞が好きだ。そして、アコギでシンプルに歌い上げる斉藤さんの歌声が好きだ。
引用した寄せ書きの引用していない後半部分に書かれていたが、斉藤さんは、ジョンレノンさんの原曲を知らない人は人生損しているから、すぐに聴いて!と言っている。

私は、自ら動いては、すぐには聴かなかった(笑)。
でも『紅盤』からずいぶん経ってJ-WAVEのインターネットラジオ Brandnew-Jを流していて、偶然かかったことがあったかな。その時もいい曲だなぁ~。ようやく聴いたよ、斉藤さん^^。って思ったのだが、いかんせん1回こっきり。
今回、ジョン・レノンさんのベスト盤『レノン・レジェンド~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン~』を入手して、ようやく、じっくりと聴かせていただくことができた。


ジョン・レノンさんによる原曲の「ジェラス・ガイ」。
ステキだぁ~(涙)。
ジョンさんの歌声もスバらしいのだが、
ピアノの伴奏がたまらない。
ジョンさんの歌声に
スバらしくステキに寄り添っているのだ。
しかもピアノの音色自身はキチンと自己主張もしている。

ベスト盤の解説文を読むと、ピアノはニッキー・ホプキンスさんによるものらしい。ウルフルズファンのころたん。このお名前に聞き覚えアリ。そう。私と同じくピピンッときた方、もしウルフルズ検定があったらいい線行けるかもね(笑)。
ヤッサ終了直後のマイラジで、打ち上げ中のメンバー&ミッキーさんへのインタビューがあったよね。ウルフルズに近づきすぎた男、伊東ミキオさんがおっしゃっていた言葉。

日本のロックバンドつったら、もうウルフルズだなぁて思っていて。
僕はもう…あの。
外国でいったらビートルズかローリングストーンズ。
僕の位置は、ビリー・プレストンかニッキー・ホプキンスって感じで。
もう長い付き合いなんですけど、
ウルフルズはナンバーワンのロックバンドだと思います。

OH! MY RADIO WEDNESDAY 20080903放送分より一部引用


ミッキーさんのこのお言葉たまらんあぁ…(涙)。わかっておりますとも。ミッキーさんは5人目のウルフルズ。今年のヤッサでのアコースティックコーナーでのミッキーさん、スバらしかったもん。ミッキーさんのピアニカとアコーディオンオルガンがステキにウルフルズの音楽に寄り添っていらっしゃった。
おっと話がそれる(笑)。
「ジェラス・ガイ」とウルフルズは関係ないのだが、ミッキーさんのこのご発言で、このニッキー・ポプキンスさんがどういう存在の方だったかがわかる。そして「ジェラス・ガイ」でのピアノがこれほどまでステキにジョンレノンさんの歌声に寄り添っていたかも。

いやね。私なりになんだけどさ。斉藤さんがおっしゃった、ジョンさんによる原曲の「ジェラス・ガイ」を知らない人は人生損しているって言葉。私なりに大納得。
そう。「ジェラス・ガイ」の原曲を知らない方は人生損していますぞ。
そして、私はさらに断言したい。
ジョンレノンさんの「ジェラス・ガイ」と斉藤和義さんの「ジェラス・ガイ」の両方知っていると、もっと得するよ。幸せな気持ちになれるよって。

私は、曲としては両方大好きなのだが、詩の世界は斉藤さんの世界観が大好きだなぁ。たぶん、ジョンさんの詞の訳詞のみだけだったら、ここまで私の中で歌のイメージが広がらなかっただろう。

男の嫉妬心、男のジェラシー、男の焼きもち、言葉の表現はいろいろだけど、一般的にはかっこ悪いイメージがある。だけど、それをこんなにステキなラブソングに仕上げた男たち。やっぱり歌っていいなぁ~。

今年のジョンレノン・スーパー・ライブに斉藤和義さんもご出演される。ぜひ「ジェラス・ガイ」を歌っていただきたいのだがぁ…。でもきっと、去年のスーパーライブで歌われただろうなぁ。今年はやっぱりないかなぁ。でもやっぱり聴きたいなぁ。紅盤ツアー以来、斉藤さんの生歌では聴いていないもんなぁ。聴きたいなぁ~。

そして、このベスト盤『レノン・レジェンド~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン~』の中から斉藤さんにやっていただきたいなぁって思ったのは「Cold Turkey」。超ギタリストの斉藤さんにぜひ。もしよろしければ、奥田民生さんとご一緒なんかどですか(^∇^*?。ギター小僧のお二人でさっ♪いやでもさ。この曲をやる斉藤さんはイメージできるけど、民生さんはなぁ。。。この曲をシレッとやるんかしら。。。ちょっと気になる。怖いけど観てみたい(笑)。でもなぁ。超ギタリストと言えば、Charさんもなんだよねぇ。Charさん、カッコイイよねー。Charさんと民生さんと言えば、ギター侍、もっもとい。三人の侍(もうおひと方は山崎マサヨシさんね)。うーむ。まあ、ころたんが知らないだけで、ジョン・レノンさんの楽曲はいっぱいあるし。出演者の方々が何を聴かせてくださるのか楽しみだワン。

っと、一人勝手な妄想を楽しみつつ更けていく秋の夜長であった。


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