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風音(KAZAOTO)vol.3@DRUM LOGOS [ライブ感想文 注:ネタバレあり]

※2014.12.26 a-blog「ころたん王国」より移転

なかなか風音の感動を文章にするのは難しい。結局、ただの端折り書きになってしまったが、これで終わりにする。でも、風音の感想を一言で言うのならば、「行ってよかった」につきるかな。
SIONさんが前半のツアーから戻られるまでに書き終わりたいと思っていたのだが、結局、後半戦のツアーがはじまってしまっている今日この頃。。。
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2009年11月21日公演。
3年前に亡くなられたKBC(九州朝日放送)ラジオのデレクターであられた岸川均さんへの返礼としてはじまったイベントとのこと。
そういう意味が込められたイベントとはつゆ知らず、ただ単に大好きなバンドマンがたくさんご出演されるので、こんなすげーイベントは滅多にない!と、はるばる愛知からお気楽にやってきたころたん。九州での音楽の土壌の深さと豊かさ、そして心意気の熱さを、まざまざと見せつけられる事もつゆ知らず^∀^。
九州出身のミュージシャンが多いのは知っていたけど、頭で知っていることと心と体で体感することはまた別。それが融合する瞬間でした。旅人であり、よそ者の私は、ほんのちょっぴり九州の音楽の風に吹かれただけにすぎませんが、でもホントいいイベントでした。岸川さんという方をまったく知らない私でも、故人の人柄や九州の音楽界で尽力されてきた功績はすごいもんがあるなぁと感じました。

横道坊主
「おうどうぼうず」と読むのね…。私てっきり、よこみち…かと思っていました。すんません。自分好みかどうかは別として、トップバッターにふさわしいバンドだったなぁ。パイプイス席を確保していたのにもかかわらず、ころたんはスタンダップ、しかも着ていたマウンテンパーカーが暑くなっちゃって脱いでしまいました。

ジョーイ★ザザ
若手バンド。トップバッターの横道坊主とは間逆の音楽性かな。私は音楽のストライクゾーンはかなり広い方だけど、かなり好きかも。体が自然と乗ってしまう。かなり私好み。またライブを見てみたいなぁと思った。

上田雅利
チューリップの方だとか。すいません。財津さんぐらいしか知らんもんで…(汗)。上田さんのドラムともうお一人ギター。超シンプルながら、こちらもかなり熱いステージでしたね。上田さんのソウルには祇園山笠の血が流れている。

杉真理
あのサントリーのCMソングの「ウイスキーが、お好きでしょ」は、この方の歌だったんだぁ~と、かなり感動。50代のおじさまとは思えない、きれいな歌声の方でした。前出の上田さんもですが、杉さんもかなりビートルズに影響された方のようです。MCやライブのセットチェンジの合間のトーキングコーナーで話題に出ていた^^。

桐明孝侍from the KIDS
たった一人でのアコギ弾き語りをご披露。かなり迫力のあるボーカルだった。セットチェンジ合間のトーキングコーナーにもご出演されていたが、当時の博多でのミュージシャン裏話つーのか、桐明孝侍さんのオカンつながりからの話。すげー人を拾ってくるオカンだなぁと感動。かなり面白かった。

山下久美子&池畑潤二+渡辺圭一+伊東ミキオ+藤井一彦
ナマ山下久美子さんを拝見するのは2006年2月に大阪で行われた「新 ナニワ・サリバン・ショー」以来。相変わらずキュートな女性でした。しっかし、すげーバックバンドを背負っての初オリジナル・ナマ体験だったなぁ!私でも知っているヒット曲もいくつかやってくださったし^^。楽しかったし、バックバンドがカッコよすぎるし。
次の石橋凌さんとのチェンジが、「上を向いて歩こう」のデュエットでつーのも心憎かったっす!

石橋凌&池畑潤二+渡辺圭一+伊東ミキオ+藤井一彦
私にとっての石橋凌さんとはテレビの中の俳優というイメージ。もちろん。ウルフルズを追っかけているうちに凌さんというお人は、バンドマンだということは知った。なんつったって2003年12月発刊の「バリヤバ7」に凌さんとサンコンさんの対談記事が載っていたし。昔のバンド時代の音源だって聴いたことあるぞ。ぐっさんこと山口智充さんがセレクションされた『ロックNIPPON』のラインナップにA.R.B.の曲が1曲入ってるもん。それにミッキーさんと時々ライブされていることもミキブログで拝見していた。だけどやっぱり私にとって、石橋凌という男はテレビの中で、渋い雰囲気のあるやり手の重役とか、警視庁のお偉いさんのイメージしかなかった。しかし、今回の風音で、生々しいまでに石橋凌という男は生粋のバンドマンだつーことをたたき込まれたなぁ。ホント、凌さんのステージは全身全霊で、魂男でした。カッコよかった。
ベースの渡辺さんはお初だったけど、大好きな音楽を追っていくうちに大好きになった、このバックバンドの面々を従えての石橋凌のステージを体験できたのは貴重であり、光栄なことだ。
余談ですが、ぐっさんの『ロックNIPPON』には、池畑さんが所属するルースターズの曲も網羅されている。もひとつちなみに、このころたん王国を音楽ネタでよく見に来て下っている方なら、おぉ~!!と言うだろうなぁ。それぐらいすごいラインナップのセレクションアルバム。

SION with Bun Matsuda
約1年ぶりの文さんとのアコースティックライブ。大好きなバンドマンの皆さんが集まったイベントだったから、思い切って愛知から遥々遠い福岡までやってきたけど、イベントだから、あっという間に終わってしまたけど、久々の文さんのギターとSIONさんの歌声だけのシンプルなステージ。堪能いたしました。やっぱこのS&Mはゴールデンコンビっす。しっかし、最近、ナマSIONさんの歌を聴くと涙が出てしまうのは、やっぱり歳のせいかなぁ…。ブログで拝見すると、今回のツアーは黒のハットがお気に入りのご様子だね^^。よくお似合いで。でもステージの最後は帽子を脱いで、いつもの笑顔をしっかり見せてほしかったなぁ。だってブログではハットがお似合いで、いいツアーをつづけられているんだとこちらまで伝わってくるステキなお顔のSIONさんなんだけど、風音でのステージでは帽子を目深にかぶったあなたの歌に心をえぐられ持ってかれっぱなしで、最後に笑顔を見てホッとしたかった。でもいつものように、おちゃめな冗談(←本人はいたって真面目だったRして/笑)も飛び出してね。風音ではマイクのワイヤーアクション見せていただけなかったけど、来週の名古屋では是非^∀^。

山口洋(3ピースver. HEATWAVE)
今回の風音での大収穫と言ったら、彼らだな。すごいステージだった。ホントすごかった。圧倒された。山口洋さんの歌もすごいパワーだったけど、アコギの演奏もすごかったな。そして渡辺さんのベースと池畑さんのドラムの融合。音楽の音のパワーが渦巻いていた感じだった。そして池畑さん。相変わらずクールな表情に見えたけど、たしかに昂揚されていたと私は思う。THE MOGAMIでも、トータス松本と彼のジュークボックスでも、この池畑さんのこの高揚感は私には感じられなかった。もちろんこの二つのバンドでの池畑さんも最高だった。風音での、HEATWAVEでの、池畑さんに、クールな熱さ以上のモノを感じてしまった。
今回はキーボードの魚さんは不参加で、3ピースver.のHEATWAVEだっけど、4人で、しかも山口さんのギターがアコギでなくエレキだったら…。どんなんなんだろう…。すげー見たいわ私。来年の目標の一つだね。再びHEATWAVEのステージを拝見するこことは。
山口さんのMCで、おれ達は博多の海で育って、3人とも泳ぎならどこまででも泳いでいけるつーようなことをおっしゃっていたのが、細かい言葉は忘れてたけど、やけに記憶に残っている。ほんまこつ、博多の男はすごかー!!

ライブの合間のセットチェンジを利用して、地元のラジオのパーソナリティをされている方々が出演者やゲストを交えてのトークコーナーがあった。これがかなり面白かった。特にスマイリー原島さん。印象深かったなぁ。

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